公開講座2007年度実施報告
市民公開講座(日本微量元素学会との共催)
日時:平成19年7月7日(土)13:30〜16:30
会場:福井県国際交流会館
『生活習慣病予防と微量元素』
第18回 日本微量元素学会学術集会が、2007年7月4日より6日の3日間にわたり開催され、引き続き学会と共催した仁愛女子短期大学「市民公開講座」が7日の午後まで福井県国際交流会館で開催されました。今回は、関連したプログラムを市民公開講座として3名の先生方に講演をお願いしました。参加した一般市民は、約350名で3時間の講演に対し始終熱心に耳を傾けていました。
『生活習慣病と食事』
栗山 勝 先生 (福井大学医学部 第二内科 教授)
『人間生活とエネルギー』
新宮 秀夫 先生 (京都大学名誉教授・(財)若狭湾エネルギー研究センター所長)
『微量元素と日本微量元素学会』
糸川 嘉則 先生 (京都大学名誉教授・福井県立大学名誉教授・仁愛女子短期大学教授)
生活と環境公開講座
日時:平成20年3月8日(土) 13時30分〜16時
会場:福井県立美術館 講堂
高橋先生は、第20回国民文化祭・ふくい2005高橋匡太ライトアート「夢のたね」プロジェクトをプロデュースされました。今回は、はじめにパブリックプロジェクションや最近の作品などについてビジュアルに紹介していただきました。その後、メルボルンでのdream seed プロジェクトを中心にアートプロジェクトの可能性などについてお話いただきました。
幼児教育公開講座
日時:平成20年3月9日(日)9時〜16時
会場:仁愛女子短期大学
「新しい保育所保育指針とこれからの保育」
保育所保育の内容についてまとめられた保育所保育指針が、平成20年3月28日に改定・告示され、平成21年4月より新しい保育所保育指針が適用されることになりました。新しい保育所保育指針の重要なポイントは何なのか、これからの保育はどうあるべきなのか、保育所保育指針改定に関する検討委員会の委員として改定に携われた3人の先生にご講演していただきました。
『保育所保育指針の改定概要』
西村 重稀 先生 (仁愛女子短期大学 教授)
『新しい保育所保育指針と保育保健』
高野 陽 先生 (東洋英和女学院大学 教授)
『保育所保育指針の改定が問うもの』
民秋 言 先生 (白梅学園大学 教授)
保育者ワークショップ
『おとなが子どもに出会う絵本の世界 −具体的分析鑑賞と絵本を使った楽しい演出法−』
谷出 千代子 先生 (仁愛女子短期大学 教授)
日時:第1回 平成19年7月 7日(土)14:00〜、第2回 平成19年7月21日(土)14:00〜
会場:仁愛女子短期大学
第1回:「心が育つ子どもの本」の分析
鑑賞絵本から見えてくる子ども像、例えば、子どものものの見方考え方・子どもが大人(親)に求めているもの・大人の役割などについて、絵本を比較分析しながら、究明していきました。
第2回:絵本の楽しい演出法 −絵本の楽しみを日常保育につなげるために−
前回の絵本分析から得た知識や情報を元に、絵本の楽しみ方を参加者と一緒に実践していく講座でした。
参加者自身が、絵本の世界を心と身体で感じ取る機会とした講座でした。
『これからの保育者に求められていること −保護者とのつきあい方−』
片山 勝茂 先生 (仁愛女子短期大学 講師)
日時:平成19年2月9日(土)14:00〜
会場:仁愛女子短期大学
よい保育の実践には保護者とよい関係を持つことが重要ですが、保護者とどう接していいのか悩んでいる保育者は多いことでしょう。本講座では、保護者と心を通わせていくためにはどうすればよいのか、参加者の皆さんと一緒に考えました。
今回のワークショップは参加者が少なかったこともあり、一人一人の参加者に発言していただく時間を十分にとることができました。反面、もう少し参加者が多ければ、多くの園のお話を伺えたのにという残念な思いも残りました。今回は案内を行ってから、実際にワークショップを行った日までにかなりの日時が経過していたために、申し込みをされていながらもお見えにならなかった方が多数おられました。この点、今後の運営面での課題となりました。
新人保育者スキルアップ講座
日時:平成19年8月5日(日)13時〜16時30分
会場:仁愛女子短期大学
本講座は、平成19年3月に本学幼児教育学科を卒業した卒業生を対象に開催されました。幼児教育学科の卒業生の多くは、幼稚園や保育所などで保育に携わっています。学生時代も実習等の形で保育現場を体験することはあるものの、実際の仕事として保育に携わるようになることで、学生時代とは異なった発見や興味、喜びや悩みなどを体験することとなります。働き始めて4ヶ月、新しい職場にもちょっと慣れ、一段落ついた時期に、新人保育者として、ますます力を発揮していけるような講座をめざして開催しました。
講座の内容は下記のとおりです。
●保育実践講座1「手遊び」 講師:溜北きよみ先生
●保育実践講座2「グループ遊び」 講師:大久保郁子先生
●クラス別分科会「友達と語ろう」 担当:本学教員
まず、日本レクリエーション協会のレクリエーション・コーディネーターの2人の先生から、保育の現場ですぐに実践できる遊びなどを学びました。その後、学生時代のクラス毎にわかれ、お互いの近況を報告し合うとともに、保育上の工夫をお互いに紹介し合ったり、新人保育者ならではの悩みなどを語り合い共有し合ったりしました。久しぶりに顔を合わせる友達もあり、お互い懐かしそうに話が弾みました。
保育者のためのパソコン教室
島田 貢明 先生(仁愛女子短期大学 教授)
田中 洋一 先生(仁愛女子短期大学 准教授)
森 俊之 先生 (仁愛大学 准教授)
| コース | 開催期日 | 受講者数 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 第1回(初級) | 平成19年8月4日(土) 9時〜16時30分 |
21名 | 「かわいいイラスト入り案内状を作ろう」 |
| 第2回(初級) | 平成19年8月11日(土) 9時〜16時30分 |
33名 | 「園だよりを作ろう」 |
| 第3回(中級) | 平成19年8月18日(土) 9時〜16時30分 |
22名 | 「パワーポイントで保育教材を作ろう −障がい児保育にも役立つ活用法−」 |
| 第4回(中級) | 平成19年8月25日(土) 9時〜16時30分 |
25名 | 「エクセルを使ってデータを管理しよう」 |
パソコンができて当たり前といわれる現在、多くの保育者がパソコン能力を高め、保育の現場で気軽にパソコンを利用できるようになることを目的として、今年度も本講座を企画させていただきました。
今年度は、8月の土曜日に計4回開催しました(上表参照)。これまでは、4回の講座を連続して開催することが多かったのですが、平日は参加しにくいとのご意見もあり、すべて土曜日に開催してみました。受講者数は、定員を減らしたこともあり、前年度よりも若干減少し、合計で101名でした。
最近では、保育の現場でもパソコンを用いた事務処理が常識となりました。また、教材の作成や情報の発信にも、パソコンやインターネットを利用することが多くなったと思います。その意味でも、一般的な情報リテラシーの講座ではなく、保育者の皆さんのニーズを取り入れた講座を検討していきたいと考えています。現場の保育者の皆さんからのご意見をお待ちしております。
声楽研究セミナー
「声楽研究セミナー」では、日本歌曲、ドイツリート、フランス歌曲の各分野で国内外から最高の指導者を招聘して、地域の音楽家や一般の音楽愛好家を対象に公開レッスンと個人レッスン講座を開講し、声楽に関する演奏法の研究を定期的に行って、地域の声楽界へ高いリカレント教育の場を提供している。
特に「日本歌曲講座」では、日本歌曲のスペシャリストである東京芸術大学名誉教授/瀬山詠子氏を講師として定期的に招聘し、氏が東京芸大を退官してから東京で12年に渡って継続開催されている「日本歌曲ゼミナール」を、この福井でも追随して実現させている。(平成11年度より開催)
ふくい仁愛音楽療法研究会
【第1回研究会】
「精神科医の立場からの音楽療法研究方法」
日時:平成19年4月8日(日)13:00〜16:00
講師:馬場 存 先生(東邦音楽大学准教授)
参加者:25名
【第2回研究会】
「音楽療法士に必要な医学入門」
日時:平成19年7月15日(日)13:00〜16:00
講師:北本福美 先生(金沢医科大学神経精神医学教室講師)
参加者:45名
【第3回研究会】
「第7回音楽療法学会学術大会の報告」
日時:平成19年10月27日(土)13:00〜16:00
講師:貫 行子 先生(本学客員教授)
【第4回研究会】
「発達障害児に対する音楽療法および発達心理学」
日時:平成20年1月26日(土)13:00〜16:00
講師:野尻恵美子 先生(本学音楽学科 講師)、 森 俊之 先生(仁愛大学 准教授)
参加者:90名(音楽学科学生含む)
研究会では実践発表を行い、専門家からアドバイスをいただき次の実践に備える機会も作っています。他にも精神科、高齢者領域において活躍する講師を招いた勉強会なども行っています。参加を希望される方は音楽学科までお問い合わせ下さい。
ピアノ教育研究会
『トリオ・アコード特別演奏会』
日時:4月14日
会場:仁愛女子短期大学音楽館4階ホール
参加者:音楽学科学生80名、一般120名
『堀江真理子ピアノ公開講座』
日にち:7月22日
会場:仁愛女子短期大学音楽館4階ホール 参加者:音楽学科学生80名、一般120名
『バロックダンス講座1』
日にち:10月3日
講師:寺尾敏幸 先生
会場:仁愛女子短期大学体育館
参加者:音楽学科学生80名
『バロックダンス講座2』
日にち:10月22日
講師:樋口裕子 先生
会場:仁愛女子短期大学体育館
参加者:音楽学科学生80名、一般10名
『ジョルジュ・ナードル公開講座』
日にち:11月12日、13日
会場:仁愛女子短期大学音楽館4階ホール
参加者:音楽学科学生160名(2日分として。1日に80名が参加)、一般40名(同じく2日分として。1日に20名が参加)
『水村さおりピアノ・リサイタル』
日にち:12月17日
会場:仁愛女子短期大学音楽館4階ホール
参加者:音楽学科学生80名、一般10名
2007年度におけるピアノ教育研究会の活動は、2つの演奏会を含む計6講座が開催されました。毎年のように行われている公開講座・公開レッスンに加えて先述のバロック・ダンス講座といった参加型の企画もあり、内容的にとても新鮮なものになりました。また、トリオ・アコード特別演奏会(ゴールドベルク・山根美代子先生追悼演奏会)、水村さおりピアノ・リサイタルという2つの演奏会では、ハイ・レベルな演奏を間近に聴けたことで、講座参加者にとって新たな刺激にもなったことでしょう。
2008年度もまた、地域のピアノ教育にたずさわる者にとって有意義な企画をして参りたいと思っております。
以上の講座の詳しい内容やその他の活動などについては、当センター機関誌『SOCIUS』第2巻に掲載しています。 平成20年度も多数の講座を企画しております。ぜひご参加ください。







