福井県で保育者を目指す学生応援!PROJECT

福井県で保育者を目指すあなたを
応援する新しい取り組みを始めます!

福井県と仁愛女子短期大学は2025年度入学生からを対象に、保育者を目指す学生に向けた新しい取り組みを始めます。授業料を減免する保育特別奨学生制度や自宅外通学生への家賃補助など、夢に向けて頑張る皆さんを応援するさまざまな制度があります。

対象職種例
保育士
幼稚園教諭
保育教諭
など

MESSAGE 福井県知事より

保育職を目指す皆さんの
チャレンジを応援します!

保育者の仕事はこどもたちの成長を間近で見守り、支援できる喜びがあります。また、こどもたちの人生の土台を築く重要な役割を担う社会にとって不可欠な存在です。福井県では保育者が安心して長く働き続けられる職場環境づくりのために、保育所・認定こども園·幼稚園、指定保育士養成施設、行政が一体となり、給与改善や業務負担軽減等の様々な施策を実施しています。さらに今後は、保育者を目指す皆さんの夢の実現に向けて、県としても全力で応援していきます。皆さんの若い力が、未来の福井県の保育を支えてくれることを心から期待しています。共にこどもたちの笑顔あふれる未来を創っていきましょう。

福井県知事 杉本達治
福井県知事 杉本 達治

Action 1 「保育特別奨学生」制度

卒業後、福井県内で保育職として3年以上従事することを条件に
特別奨学生として2年間の授業料を減免する制度です。

  • POINT 1

    特別奨学生として卒業までの授業料を
    全額または半額減免

    採用区分:【特別奨学生S】授業料全額減免 【特別奨学生A】授業料半額減免

    特別奨学生S採用の場合

    2年間の授業料全額
    132万円減免!

  • POINT 2

    将来、福井県内で保育職を目指す人なら
    全員に採用のチャンス!

    総合型選抜、学校推薦型選抜の合格者も対象になります

  • POINT 3

    入学者のおおよそ
    3人に1人
    特別奨学生に採用

    各年度の入学者の30%を特別奨学生として採用

    【特別奨学生S採用】

    入学者の10%程度

    【特別奨学生A採用】

    入学者の20%程度

国公立大学並の学費で学べる!

授業料・教育充実費・実習費

通常の1年次合計98.9万円 特別奨学生Sの1年次合計32.9万円 特別奨学生Aの1年次合計65.9万円

※【参考】国公立大学授業料標準額:年間535,800円

保育特別奨学生制度について

この制度は、卒業後、福井県内の保育所、幼稚園、認定こども園等において、保育等の業務に従事することを目指して修学する本学幼児教育学科の学生に対して、特別奨学生として2年間の授業料を減免する制度です。所定の資格を取得し、卒業後5年間のうち3年以上福井県内で保育等の業務に従事することを条件に採用します。条件を満たさない場合は特別奨学生として減免を受けた額の返還が必要となります。

◆「保育特別奨学生」採用後の流れ

「保育特別奨学生」採用後の流れ

【選考方法】

保育特別奨学生チャレンジ試験

(総合型選抜・学校推薦型選抜合格者対象) 【検定料:無料※】※総合型・学校推薦型受験時に30,000円

保育特別奨学生チャレンジ試験の選考方法

一般選抜スカラシップ(保育特別奨学生選抜)[併願可]

【検定料:30,000円】

一般選抜スカラシップ(保育特別奨学生選抜)の選考方法
入学者選抜概要はこちらから

Action 2 「通学サポート」制度 対象者全員に支給!

福井県内の高校を卒業または自宅が福井県内にある方で、自宅の最寄駅・バス停から大学までの6か月通学定期が5万円以上の地域に自宅がある方を対象に「ひとり暮らしの家賃補助」または「通学定期の購入補助」を行う制度です。

6か月通学定期が
5万円以上の対象地域例
JR小和清水駅以東/ハピラインふくい南条駅以南
  • 入学時20歳以下の方が対象です。
  • 6か月通学定期の算出の際は、鉄道とバスを併用することも可能です。
    自宅から大学まで通学する場合の1限目(9:00)開始に間に合う最も経済的なルートとします。
  • この制度は「保育特別奨学生」とは別枠の支援制度であり、対象者全員に支給します。
ひとり暮らしの家賃補助 自宅外通学生に対して月額最大4万円支給
  • 単身で下宿をしていない場合や、学生の2親等以内の親族が所有している物件で下宿をする場合、社会人選抜や外国人留学生選抜の入学者は対象外です。
通学定期の購入補助 通学定期購入額の3割相当(年額最大4万円)を支給
  • 3か月以上の通学定期を購入しており、購入を証明できる方を対象とします。
  • 社会人選抜や外国人留学生選抜の入学者は対象外です。

だんぜん、じんたん!

「より多く子どもと触れ合える環境の実現」+「学生の興味・関心を生かせるコース制の導入」でさらに充実した仁短の幼児教育学科。福井で保育を学ぶなら「だんぜん、じんたん!」です。

子どもと触れ合える環境

仁短のすぐ隣には附属幼稚園と仁愛保育園があります。全国的にも珍しい「幼稚園と保育園の両方を有するキャンパス」では、日常的に子どもとかかわりながら学ぶことができます。

仁愛女子短期大学の周辺環境
附属幼稚園、仁愛保育園の様子

興味・関心に対応した3つのコース

1年次の基礎的な学びを終えた後、2年次からは自分の興味・関心に応じて3つのコースの中から1つのコースを選択して学びを深め、保育実践力を磨きます。

こども探究コース
保育現場で活躍するために求められる知識と技能を総合的に身につけるコースです。
表現コース
音楽・造形・運動・言葉など得意分野の表現力を磨き、子どもとのかかわりや
その指導について考えるコースです。
心理コース
心理学や子育て支援などの学びを深め、子どもをサポートするうえで
必要となる力を育成するコースです。

MESSAGE

渡さん

さん

仁愛女子短期大学 幼児教育学科 2023年卒業
勤務先/学校法人栄光学園 敦賀教会幼稚園
職種/幼稚園教諭

敦賀教会幼稚園は教育実習で訪れた時「とても自分に合っている」と感じた園です。先輩方のように子どもをやさしく見守り成長を的確にサポートできる保育者になれるよう、子どもたちの笑顔に元気をもらいながらがんばっています!

西川愛

社会福祉法人あすなろ会
めいりんこども園

園長西川 愛

保育者は、誰かの未来を支える大切な仕事。そんな保育者の処遇改善は全国的な課題であり、福井県においても自治体と保育の現場が一体となってその課題に取り組み、確実に成果が上がっている状況です。私たちあすなろ会でも「福井No.1の働きやすさ」をめざし、これまでにICTの活用による業務効率化、時短勤務やライフステージの変化に合わせた働き方の導入などを実現しました。今後も現場の声を聞きながら、保育者を志すみなさんが安心して就職できる環境づくりに取り組みたいと思います。

COLUMN

福井で保育者になろう!
保育現場の魅力向上中
福井県の保育現場では今、着実に労働環境の改善が進んでいます。

1 保育者の年収UP!

福井県内の保育者の平均年収は、ここ数年で大幅に増加しています。「保育者の処遇改善」を目指した国や自治体による取り組みの結果、平成24年度から令和5年度までの間に「79万円も上昇」しました。

福井県内女性の年収推移

2 福井県保育連携協議会の設立

2024年8月に福井県内の保育現場、本学などの保育者養成校、行政による「福井県保育連携協議会」が設立され、保育人材の安定確保に向けて、互いに協力・連携しながら保育現場の魅力向上に取り組んでいます。