まんだらとは、形容詞で「丸い」を意味する。
丸くきった生地を正方形に折って繋げると折込んだはずの丸が再び現れる。
丸なのか四角なのか、少し視点を変えるだけで模様が見え隠れする。
日常生活からは縁遠い「まんだら」という仏教絵画を、
ひと針ひと針手縫いでつなぐことで身近に感じたり、少しでも興味を持ってもらえるようにつくった。