「リサイクル戦隊ワケルンジャー」

福井市のごみ・分別問題を考える

近年、ごみや環境問題が度々話題に上がりますが、
福井市のごみの分別を正しく覚えている人は少ないと思います。
何故分別しなければいけないのか、分別によって何が防げるのかなど、
分別の背景を知ることによって、分別への意識が高まると思います。
なので、福井市民の皆さんへ分別の大切さ、
そして普段から環境への意識が出来るように、
リサイクル戦隊ワケルンジャーたちと一緒に伝えていきたいです。

最終案です。仮面にそれぞれの役割をデザインしたことがポイントです。

初期のカラーラフ案です。全体的にフェニックスをイメージさせるようなデザインを考えました。

一番ごみが多かったカフェテリアの、分別調査の様子の写真です。様々なごみが分別に関係なく捨てられていました。

制作プロセス

リサイクル戦隊ワケルンジャーは、2004年に福井市で新分別が始まった際に作られたリサイクル推進キャラクターのことです。今回は福井市役所から、現在のワケルンジャーの新しいポーズを依頼されました。しかし、ただ作るだけでは、本来の目的である分別をしてもらうことに繋がらないので、キャラクターを新しいデザインにして、もっとより深い意味合いを持たせて、キャラクターを通して福井市民の皆さんに伝える方法を考えて活動しました。また、学内のごみ箱を調査して、どんなごみが間違って捨てられているかを分析し対策を考えました。