「ゾッコレ」

恐怖への想像力を探る

恐ろしいオバケの魅力に惹かれる人は少なくないはずだ。恐怖を主とした映画や小説は世界中で愛されている。私たちは、恐怖を感じる瞬間を、ゾッとするコレクション、略して「ゾッコレ」と名付けた。今回、それらを盛り込んだ体験会が開かれる。オバケは嫌い、なのに好き。そんな方に是非、ゾッとする体験を楽しんでいただきたい。きっとあなたを待っている...

卒業研究展で実際に配布する広告

制作プロセス

元々、オバケに興味があった私たちは、それをテーマに研究を進めた。心霊スポットへ調査に行ったことをきっかけに、恐怖の存在が現れるのは人間の想像力によるものではないかと私たちは考えた。そこから、想像力が働く事柄はどのようなものがあるのか疑問に思った為、探求することにした。これがゾッコレである。その後、実際に想像力で恐怖の存在が現れるかを確かめるために仁短祭で体験会を開いた。この反省から、ゾッコレは「情報」であり、多くても少なくてもいけないと分かった。このことから適切な量を知る為、自分たちや身近な人で実験を繰り返した。また、与える情報である、ビジュアルや内容の設定にもこだわった。卒業研究展では、これらの情報量実験を踏まえた新たな体験会を行う予定である。