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紙芝居をつくります!福井県民話【嫁威し肉付きの面】

2019年5月23日 幼児教育学科

こんにちは、幼児教育学科・増田ゼミです!

今日は、2回生「保育表現演習」の授業として、あわら市にある「吉崎御坊」を訪ねました。
吉崎御坊を訪れた目的は、福井県に昔から伝わる民話「嫁威肉附面(よめおどしにくづきのめん)」について詳しく知るためです。

今年の増田ゼミAグループの二人は、福井県民話を題材とした紙芝居の制作に取り組んでいます。図書館などで民話についていろいろ調べた結果、いくつものバリエーションが存在し興味深いこともあって、紙芝居の題材を「嫁威肉附面」にすることに決定。早速お話の舞台である、あわら市吉崎御坊の調査となりました。

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まず訪問したのは「吉崎寺」。ここには実際の「肉附面」が展示されている宝物館があります。
お寺の方に案内していただきながら、民話「嫁威肉附面」の背景はもちろん、蓮如上人や浄土真宗に関することなど様々教えていただきました。紙芝居づくりは一枚一枚絵を描く作業になりますが、お話の背景を教えていただけたことで、ずいぶんとイメージがはっきりしました。

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次に訪れたのは、蓮如上人銅像がある千歳山(御山)。吉崎寺からすぐのところですが、とても見晴らしがよく、日本海も一望できました。蓮如上人銅像は予想よりはるかに大きくてビックリ!東京・上野の西郷隆盛像と同じ人がつくったそうですよ。

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最後に、短大へ帰る途中の道で、「嫁威肉附面」の舞台となった「嫁おどし谷」にも寄り道。看板が立っていたり石碑があったりと整備されていました。福井の人にとっては、かなり有名なお話、ということですね。

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今日はお天気も良く、小旅行気分が味わえた午前中でした。これから紙芝居づくり、ガンバリます!
さあ、午後の授業にいかなくちゃ~~~!!

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