男性保育士のトリセツ

幼児教育学科 [2017年7月11日]

こんにちは!幼児教育学科です!

今回は2回生「教職論」にお邪魔しております。

「じんたんなう」では、いつも演習系の授業風景ばかりをご紹介していますが、幼児教育学科には講義もたくさんあります。この教職論という授業は、簡単に言えば「保育職の内容と要求される資質・能力」について学ぶ講義となります。

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さて、今回の内容は「男性保育士」をテーマとして取り扱います。少し前にニュースなどでも話題になりましたね。福井県内の保育所で保育士として働いていらっしゃる男性の先生を講師としてお招きし、現場で抱えている悩みや仕事のやりがいについてご講演いただきました。

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実習園で男性の先生にお会いしたという学生も何名かいましたが、実際は、福井県内全体で男性保育者は100名ほどしかいないのだそうです(県内保育所・幼稚園・認定こども園はあわせて約330園)。現場での様々なご経験を講師の先生から直接伺うことができ、2回生の学生にとって貴重な機会となりました。

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【学生の感想】
・男性ならではの悩みや苦労話を聞けて、とても勉強になりました。普段、女子だけで生活しているので、仕事場に男性がいることはあまり想像出来ませんが、先生の話を聞いて男性の保育士さんを増やすためには、現場の女子の理解も必要だなと思いました。

・男性保育者は、運動ができる、力持ち、すぐに助けてくれる、安全を守ってくれる、といったスーパーマンのようなイメージがあります。しかし、実は繊細であったり、高い所が苦手だったりすることもあるという事を知りました。男性だから~、女性だから~という区別をなくし、1人1人が得意とすることを積極的に取り組める環境があったら働きやすいと思いました。

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