総合型選抜A ステップアップ型とは

学科の学びとリンクした課題への取り組みを通して、成長(ステップアップ)しながら受験できる総合型選抜で、みなさんの特技や意欲を活かすことができる入試です。

★オープンキャンパス参加で検定料が半額に!

2025年3月、6月、7月、8月開催のオープンキャンパス参加者が総合型選抜に出願する場合、 検定料が通常の半額の15,000円になります。ぜひご参加ください。

  • 生活科学学科
    生活情報デザイン専攻
  • 幼児教育学科
(ステップアップ型)
生活情報デザイン専攻
まずはガイダンスに参加。入学後の学びや入試の内容について知ろう。
課題図書を読んでレポートにチャレンジ。
他の入試よりも早く合格決定。
スムーズに短大生活を始めるための準備開始!
スムーズに短大生活を始めるための準備開始!
【STEP1】事前ガイダンス・出願
【STEP1】事前ガイダンス・出願
【STEP2】1次選考
【STEP3】2次選考
【STEP4】合格発表
【STEP5】入学前学習
【STEP6】いよいよ入学
【STEP6】いよいよ入学
先輩のメッセージ
先生からのメッセージ

STEP0動画視聴

POINT
  • まずは動画を見よう!
  • 生活情報デザイン専攻のことがよく分かる。
  • 入試のポイントがよく分かる。
  • エントリーシートの書き方が分かるので、エントリーの準備に役立つ!

STEP1エントリー

POINT
  • 事前面談日を決めてエントリーしよう!
  • エントリーシートを準備しよう!
  • オープンキャンパスでエントリーシートの書き方のアドバイスが聞ける。

エントリー期間内に、必要事項を記入した「エントリーシート」を入試事務局に郵送または持参で提出してください。本学で「エントリーシート」を受付後、事前面談のスケジュール等を郵送でお知らせします。「エントリーシート」は入試情報からダウンロードできます。

●エントリーシートとは?

以下の①~⑤について手書きで書きましょう。

  • ①生活情報デザイン専攻を志望した理由や将来の目標
  • ②これまで個人で力を入れてきた活動や取得した資格
  • ③他者と関わった経験から得たこと
  • ④生活や社会において興味・関心があること
  • ⑤生活情報デザイン専攻入学後の2年間で取り組みたいこと

STEP2事前面談(1人30分程度)

POINT
  • 30分間、教員とじっくり面談ができる。
  • 面談を通して、自分のやりたいことが実現できるかどうかを確認できる。
  • これまで培ってきた個性や能力、これからやりたいことなどがアピールできる。
  • オープンキャンパスで事前面談のアドバイスが聞ける。

本学教員2名と、提出されたエントリーシートに基づき、「生活情報デザイン専攻の2年間で取り組みたいこと」や「将来の目標」などについて、30分程度、話し合いを行います。

面談の内容

総合型選抜A(ステップアップ型)では、生活情報デザイン専攻で意欲的に学ぼうとする方を求めています。学習意欲に関することや、高校時代に取り組んできたこと、興味・関心のあることや将来の目標についてなどの質問をしますので、自分のこれまでの経験を振り返り、将来どうなりたいのか、そのためにどのような計画を立てているのかを考えておきましょう。インターネットなどに書かれている一般的な回答を参考にするのではなく、自分の考えや思いを自分の言葉で伝えることがポイントです。

事前面談終了後

出願許可通知日に事前面談の結果を郵送でお知らせします。

・「出願許可」と判定された方
→STEP3の出願に進みましょう。

・出願基準に達していない場合
→面談結果を詳細に説明したうえで、再度面談の機会を設けます。

STEP3出願

インターネット出願サイトから手続きを行います。

STEP4選考

出願書類の書類審査と事前面談の内容による総合評価で行います。
個別試験は実施しないので、受験のために登学する必要はありません。

STEP5合格発表

11月1日に合格発表します。学校推薦型選抜よりも早く合格が決まります。入学準備を始めましょう!

STEP6入学前学習

スムーズに短大での学習をスタートできるように、入学前学習を実施します。

入学前に短大の学びを体験しよう!

2025年度入学生の例

第1回
ペン字練習帖にチャレンジ
第2回
入学前セミナー「大学での学び方入門」を受講し、大学の授業で必要とされる基礎的な知識について学びます。
第3回
先輩の卒業研究発表に関するレポートの作成

STEP7いよいよ入学!

総合型選抜A(ステップアップ型)で入学した先輩から、入学までの体験談を語ってもらいました!

まなべさん
まなべさん
(羽水高校 出身)
生活情報デザイン専攻を選んだ理由は?
『医療事務』や『秘書検定』などの資格を取得し、職業選択の幅を広げたいと思ったことと、オープンキャンパスに参加したときに先生や先輩方の雰囲気がとても温かったことが印象に残っていて、そのような環境の中で、自分に合った進路を見つけたいと思ったことが生活情報デザイン専攻を選んだ理由です。
面接ではどのようなことをアピールしましたか?
高校時代には、運動部のマネージャーとして選手をサポートしてきた経験を伝え、将来は、人をサポートしたり、人の役に立てる人材を目指していることをアピールしました。といっても、就きたい職業が決まっていたわけではなかったので、仁短ではたくさんの資格取得に挑戦して、将来の夢を見つけたいという思いを伝えました。
面接に向け、どのような準備をしましたか?
学校ではいろいろな先生に面接練習をしてもらいました。多くの先生にやってもらってよかったと思ったところは、さまざまな質問に応えられるようになったことです。面接練習する中で、これまでの自分を振り返ることができたり、自分がどんな人物なのか考えることができ、ただ単に入試対策だけではなく、自分と向き合う時間になりました。
いぐちさん
いぐちさん
(鯖江高校 出身)
生活情報デザイン専攻を選んだ理由は?
2年間という短期間で『色彩検定』や『MOS』などたくさんの資格が取得できるということに一番魅力を感じました。また幼い頃から興味があったデザインを基本的なことから学びたいと思っています。
面接ではどのようなことをアピールしましたか?
高校で頑張ってきた活動についてアピールしました。書道部の部長や文化祭の劇のリーダーを経験して身についた「コミュニケーション能力」と「探求心」を、短大生活でも活かして、積極的にたくさんの人と関わっていきたいことを伝えました。最初はとても緊張しましたが、自分の言葉でありのままの自分を伝えるようにしました。
面接に向け、どのような準備をしましたか?
「仁短を志望した理由」や「仁短に入学してやりたいこと」はもちろん聞かれると思ったので、しっかり準備をしました。そのために、大学案内やホームページだけでなく、InstagramなどのSNSも随時チェックし、最新情報も入手していました。情報収集することで、「仁短に入学したらこんな活動やってみたいな!」とか「この授業受けてみたいな!」という思いが膨らみました。

先生からのアドバイス

生活情報デザイン専攻の先生からのアドバイスです。

高校生のみなさんへ

田中 洋一先生
田中 洋一先生
「総合型選抜A(ステップアップ型)」の変更点は?
これまでとの大きな違いは、受験者と本学との相互理解を深めるため、出願前に事前面談を行うことです。事前面談で自分のやりたいことを実現できるかどうか確認しましょう。出願後の選考は事前面談の内容と書類審査で行います。
「総合型選抜A(ステップアップ型)」に向いている人とは?
高校時代の経験を振り返ったり、仁愛女子短大入学後の計画を立てたりして、自分のキャリアを少しずつ明確にしたい人に向いています。それらをエントリーシートにまとめて、自分自身としっかり向き合いたい人にもおすすめです。
「総合型選抜A(ステップアップ型)」の合格・評価ポイントは?
選考の点数の半分以上が事前面談の内容に配分されています。30分の対話を通して、①学ぶ意欲、②多様な興味や関心、③計画力、④伝える力(表現力)、⑤協働性について評価します。これまで培ってきた個性や能力、これからやりたいことなどを自分の言葉で他者へ伝える練習をしておきましょう。
どのような人に生活情報デザイン専攻に入学してほしいですか?
実際の具体的な経験を様々な観点から振り返ったうえで、他の場面や他者でも使えるようなマイセオリー(教訓、仮説)を作り、新たな場面で試してみる。そんな「経験から学ぶ」ことに興味がある高校生に入学してほしいです。
(ステップアップ型)
幼児教育学科
まずはガイダンスに参加。入学後の学びや入試の内容について知ろう。
専攻を通して自分の強みや入学後の目標が見えてくる。
課題図書を読んでレポートにチャレンジ。
他の入試よりも早く合格決定。
スムーズに短大生活を始めるための準備開始!
【STEP1】事前ガイダンス・出願
【STEP2】1次選考
【STEP3】2次選考
【STEP4】合格発表
【STEP5】入学前学習
【STEP6】いよいよ入学
【STEP6】いよいよ入学
先輩のメッセージ
先生からのメッセージ

STEP1事前ガイダンス

POINT
  • 事前準備不要。まずは参加してみよう!
  • 幼児教育学科の学びと進路、取得できる資格などについて詳しく説明します。
  • 総合型選抜Aの選考内容について説明するので、入試準備につながります。
  • 受講=出願要件。幼児教育学科の教育内容や総合型選抜Aの仕組みについて
    理解したうえで受験できます。

●事前ガイダンスの内容

音楽、造形、身体、探究の分野ごとに、1次選考に向けての準備や個別試験の内容など、出願前に理解しておいてほしいことを詳しく説明します。このガイダンスの参加にあたっての事前準備は必要ありません。出願を少しでも検討している方は、お気軽にご参加ください。

※実施日:★6/15(日)、 ★ 7/12(土)、 ★ 8/3(日)、8/8(金)
★はオープンキャンパス開催日

事前ガイダンスに参加したら、絶対に出願しなくてはいけませんか?

事前ガイダンスでは、教育内容や将来の進路など幼児教育学科の特徴を詳しく説明します。入学後、ミスマッチにならないように幼児教育学科について十分に理解したうえで出願をしてください。ガイダンスを聴いて、自分の思いと違うと感じたら、出願しなくてもOKです。

STEP2出願

インターネット出願サイトから手続きを行います。
出願する前に、1次選考で受験する個別試験を選択します。

NEW出願書類に「エントリーシート」が追加になりました。

「エントリーシート」には主に、入試に向けてどんな準備を行ったかを記入してもらいます。(詳細については事前ガイダンスで説明します。)

STEP31次選考

POINT
  • 出願時に1次選考で受験する個別試験(「音楽」「造形」「身体」「探究」)を選択します。
  • 自分の得意なことや経験を活かして受験できます。
  • 面接や志望理由書などの受験準備を通して、保育者をめざそうという思いが
    明確になります。
①面接(1人10分)
保育者をめざすことになった経緯と熱意、入学後に取り組みたいことについて面接を行います。形式は個人面接で、1人の受験者に対して面接官は2人です。落ち着いて自分の思いをアピールしましょう。
②個別試験

音 楽

保育の現場では、歌唱や手遊び、リトミックなどの音楽活動は日常的に欠かせません。子どもと共感して表現の喜びを共有することが大切です。音楽が好きで、長年ピアノ等楽器を習ってきた人、部活動などで吹奏楽や合唱の経験がある人を対象に実施します。
自分の得意な音楽表現を活かして幼児教育学科で学びたいという意欲をアピールしてください。

レッスン形式実技(5分以内)

以下のいずれかにより自選曲を1曲演奏します。自選曲と演奏する楽器(または声楽)は出願時に申告します。演奏楽曲の楽譜は事前に提出していただきます。

●鍵盤楽器
●管弦打楽器(打楽器はスネアドラムまたは鍵盤打楽器のどちらかに限る)
●声楽(無伴奏アカペラ)

演奏曲の例

ピアノ

目安としてブルグミュラー・ソナチネ以上の難易度の楽曲。

  • ブルグミュラー作曲 乗馬・バラード
  • モーツァルト作曲 ソナタ KV.310 1楽章
  • クレメンティ作曲 ソナチネ Op.36-1 3楽章
  • ベートーヴェン作曲 ソナタ8番「悲愴」1楽章
  • クレメンティ作曲 ソナチネ Op.36-3 1楽章
  • ベートーヴェン作曲 ソナタ14番「月光」1楽章
  • クーラウ作曲 ソナチネ Op.20 1楽章
  • ショパン作曲 ノクターン Op.9 等
ピアノ以外

エチュードやその楽器の為に書かれた曲。吹奏楽曲は除く。

  • サン=サーンス作曲 ロマンス(ホルン)
  • ロジャース作曲 サウンド・オブ・ミュージック・メドレー(ホルン)
  • バッハ作曲 チェロ組曲第3番より ブーレⅠ・Ⅱ(アルトサックス、ユーフォニアム)
  • ポーランドのメロディーより クラリネット・ポルカ(クラリネット)
  • ロッシュ作曲 エチュード第3番(トロンボーン)
  • ベートーヴェン作曲 メヌエット ト長調(クラリネット)
  • ワイセンボーン作曲 エチュード作品8第2巻より(ファゴット)
  • 葉加瀬太郎作曲 情熱大陸(エレクトーン) 等

POINT

子どもと一緒に音楽を楽しむ力は保育の現場で欠かせません。

演奏実技では、幼児教育の現場に相応しい基礎的な音楽能力がどれぐらい備わっているかを評価します。実技の中では、楽譜の理解、リズム・拍子感、強弱、演奏技術、演奏表現、演奏マナー、アドバイスに対する受け答え・態度などを確認します。

造 形

保育者は、子どもといっしょに絵を描いたり、工作をしたりします。また、さまざまな絵や工作物によって保育環境を設定します。
保育の現場ではさまざまな場面で、造形的な能力が必要になるため、「絵を描く」「工作をする」など、造形が得意な人を対象に実施します。

実技試験(90分) 壁面制作「季節や行事を表現した壁面の制作」

壁面制作とは?

保育室に飾るための小壁面を制作します。
主題(季節や行事等)は当日発表します。
※モチーフとなる動物は事前ガイダンスで発表します。

壁面とは保育の現場において、子どもたちに季節や行事に興味・関心を持たせたり、保育室を楽しい雰囲気に装飾したりすること等を目的に制作される平面造形物のことです。

●壁面制作の流れ

  • 主題(季節や行事等)の発表
  • 下書き(スケッチ) 15分程度
  • 下書きについてのアドバイス 15分程度
    受験者全員でそれぞれの下書きについてのアドバイスを聞きます。
  • 制作 60分
    アドバイスを受けて、壁面を制作します。

●材料と道具

  • 材料/台紙(八つ切り大色画用紙)、色画用紙(貼り付け用)、お花紙(色のついた薄い紙)、スティック糊、下描き用紙、色鉛筆、水性色マジック、サインペン、鉛筆、クレヨン
  • 道具/はさみ、カッターナイフ
  • ※材料、道具は本学で用意したもの以外を用いることはできません。

POINT

子どもたちが喜ぶ造形物を作る力は今後の保育現場で役立ちます。

制作した作品から、発想力や技術力を評価します。また制作の過程から、下書きのアドバイスに対する修正力や、制作の取り組み姿勢なども確認します。

どんな準備をすればいい?

①壁面制作の本を見てみる
動物を用いて、季節や行事に興味を持たせたり、楽しい雰囲気を作ったりするためにはどのような表現をすればよいかを考えてみましょう。
②何度でも壁面制作をしてみましょう
色画用紙やお花紙など、ほとんどの材料は100円ショップにて購入できます。いろいろな行事をテーマに制作してみましょう。モチーフとなる動物は事前ガイダンスで発表されるので、試験当日までに練習に取り組みましょう。

身 体

保育者は子どもとさまざまな運動遊びを行います。その中で、子どもと一緒に楽しく遊んだり、手本を見せたり、教えたりといった、運動遊びに関わる身体能力が必要とされます。
将来、保育者になりたいという意欲を持ち、体を動かすことが得意な人・好きな人を対象に実施します。

(1)運動観察
  • 「けん玉を失敗している人の動画(もしかめorとめけん)」を鑑賞。
  • 動画の人物の動きの特徴を踏まえながら、なぜ失敗したのか?どのようなアドバイスを送ればいいか?等を用紙に記入。
(2)運動遊び(けん玉)
①とめけん
とめけんを10回実施し、その成功回数を記録します。
※まわしけん(玉を手で回転させてからとめけんを実施)は不可とします。
②もしかめ
●3分間の制限時間内で、連続成功回数を記録します。(テンポは自由)。
●大皿に玉を乗せた状態から開始とします。
●制限時間内であれば、何度でもやり直しを可能とします。
●3分経過時点での最高連続成功回数を記録します。

※けん玉は本学が用意した日本けん玉協会認定けん玉を使用します。

(3)基礎体力検査

文部科学省新体力テスト(12歳~19歳対象)に準拠して、以下の2種目を行います。

●反復横跳び
●20mシャトルラン

【参考】
高校生(女子:17歳)の平均(スポーツ庁,令和元年度体力運動能力調査より)
反復横跳び 全国平均 48.8点 運動部平均 52.0点
20mシャトルラン 全国平均 52.5回 運動部平均 66.8回

けん玉が上手にできるようになるためには?

けん玉は道具の使い方が大切です。玉をどう上げるか、玉をどう受け止めるか、など着目するポイントを見つけましょう。道具の使い方以外にも着目するポイントはたくさんありますので、いろいろな人のけん玉をする様子を見て、上達するポイントを考えてみましょう。

POINT

保育者自身が運動を楽しむことが保育の現場でも必要になります。

なぜけん玉を実施するの?

けん玉を専門的に実施してきたという人は多くありません。身体分野ではけん玉を題材に“新しい運動遊びにチャレンジする姿勢と結果”を見ています。したがって、けん玉が得意だから合格というわけではありません。
結果として「けん玉技を習得できたか?」ということはもちろん大切ですが、練習する過程で、けん玉技の特徴をきちんと理解し「習得するためのコツ」「失敗する原因」などを自分の言葉で説明できるか?なども重要視されます。

探 究

意欲的に「探究活動」に取り組んできた⼈を対象に実施します。
保育現場は、毎日が変化に富んでおり、正解が⼀つではない世界です。保育とは、課題を見つけ、情報を収集して整理・分析を行い、実行していくという「探究活動」そのものであると⾔えます。
高校生活などで取り組んだ「探究活動」の成果をアピールしてください

(1)発表(5分程度)
  • 探究活動の成果を、本学教員(2名)に対してPowerPointを用いて発表します。発表に使用する機材(PC、プロジェクタ、スクリーン)は本学にて用意します。なお、制作物や配付可能な資料がある場合は、試験当日に持参してください。
(2)質疑応答(10分程度)
  • 発表内容や探究活動の内容について、本学教員が質問します。

POINT

正解のない課題についてじっくり考える経験は今後の大学生活や保育現場でも役に立ちます

どんなテーマで探究活動をすればいいの?

テーマは自由です。自分の興味・関心のあるテーマで取り組んでください。保育・幼児教育分野に関連するテーマで探究を行う場合、本学実施のイベント「保育の課題探究」で幼児教育学科の先生からアドバイスを受けることができます。ぜひご参加ください。

STEP42次選考

2次選考は【ステップアップレポート】です。

保育に関連する課題図書を読んで、その感想と自分の意見をレポートにまとめます。課題図書は仁愛女子短期大学が用意します。受験生の皆さんが購入する必要はありません。

昨年度の課題図書
新時代の保育のキーワード
乳幼児の学びを未来につなぐ12講
汐見稔幸 著(小学館)
子どもにかかわる仕事
入学後の学びや、「子ども」について考えるきっかけにもなります。

STEP5合格発表

11月1日に合格発表します。学校推薦型選抜よりも早く合格が決まります。入学準備を始めましょう!

STEP6入学前学習

スムーズに短大での学習をスタートできるように、入学前学習を実施します。

入学前に短大の学びを体験しよう!

2025年度入学生の例

①テキスト「保育の基本用語」を読み、課題に取り組む
②「幼児教育学科・福井市との合同発表会」を見て感想を書く
③ピアノについての動画を見て練習する

STEP7いよいよ入学!

総合型選抜A(ステップアップ型)で入学した先輩から、入学までの体験談を語ってもらいました!

「音楽」で受験

しばたさん
しばたさん
(敦賀高校 出身)
「音楽」を選んだ理由は?
自分が自信をもって取り組める分野だったからです。小学校6年間ピアノを習っていたものの、ブランクがあったため、受験に向けて練習を頑張りました。
「音楽」の実技試験までに、どんな練習をしましたか?
「音楽」で受験すると決めた高校3年生の4月から、昔通っていたピアノ教室に通い始めました。保育者になってもピアノは役立つという思いもあり、週に2回、1時間程度のレッスンを行いました。たまたま友人も「音楽」で受験予定だったので、夏休みには学校の音楽室で数回練習もしました。
総合型選抜A(ステップアップ型)で受験して良かったと思うことは?
「仁短へ行って保育者になる」と決めていたので、早い段階(11月)で合格が出るというのは総合型選抜の魅力だと思います。自分の得意なことや自信を持って取り組めることで受験ができ、また、練習しただけ成果が出る点もこの入試の良い点だと思います。

「造形」で受験

ささきさん
ささきさん
(北陸高校 出身)
「造形」を選んだ理由は?
幼い頃から絵を描いたりものを作ったりすることが好きだったので、自分の得意分野を活かして受験できると考えたからです。実際に保育現場では壁面を制作することがあると思ったため、受験を通してスキルを身につけられると思ったことも「造形」を選んだ理由です。
「造形」の実技試験までに、どんな練習をしましたか?
本格的には、部活引退後の8月上旬(入試の約1か月前)から準備を始めました。造形の本を購入し、季節ごとのイベントや、クマ・イヌ・ウサギ・ネコ・リスの動物など、どんなお題が出されても取り組めるように準備しました。受験の2週間前からは、毎日家族にお題を出してもらい練習しました。特に、制限時間内に完成させるという点に注意し練習したおかげで、試験当日も落ち着いて時間内に完成させることができました。
総合型選抜A(ステップアップ型)で受験して良かったと思うことは?
入試の内容が決まっているので、準備すべきことが明確で対策がしっかりできるところです。また、合格が決まってからは入学前学習に取り組みました。ピアノの個別レッスンにも参加し、合格から入学までの時間を、保育者になるための準備期間として使うことができました。

「身体」で受験

つたさん
つたさん
(福井工業大学付附属福井高校 出身)
「身体」を選んだ理由は?
小さい頃から身体を動かすのが得意で、部活で鍛えた体力や精神面、観察力を一番発揮できる入試だと思ったからです。身体を動かして遊ぶことの楽しさを伝えられる保育者になりたい!という気持ちをこの入試でアピールしたいと思いました。
「身体」の実技試験までに、どんな練習をしましたか?
けん玉が苦手だったので、毎日少しでもけん玉に触れるように意識しました。休み時間にはけん玉が得意な友人にアドバイスをもらいながら練習しました。また、先生にみてもらうことで本番のような緊張感の中で練習ができました。
「総合型選抜A(ステップアップ型)」で受験して良かったと思うことは?
自分の得意分野が発揮でき、その評価が合格につながるところです。合格後は、ステップアップレポートの課題図書だった保育に関する本を繰り返す読むことで、先取りで保育のことを学ぶことができ、入学後のスムーズな学習につながっていると思います。

「探究」で受験

かわむらさん
かわむらさん
(福井商業高校 出身)
「探究」を選んだ理由は?
「探究」はテーマが自由だったので、自分が興味のある分野で取り組めると思ったからです。また高校では情報処理科に在籍し、パソコンを使ってパワーポイントの資料を作ることが得意だったため、「探究」を選びました。
「探究」の実技試験までに、どんな練習や準備をしましたか?
高校3年生の8月上旬に行われた「保育の課題探究」という仁短のイベントに参加しました。それまでに、課題テーマは決めておき、イベントでは実際に幼稚園や保育園へ行き、探究内容を深めることができました。また作成した資料を仁短の先生にチェックしてもらい、アドバイスをもらうことができました。入試の直前には、担任の先生だけでなく、家庭科(保育系)の先生にも見てもらい、完成度を上げることができました。
「総合型選抜A(ステップアップ型)」で受験して良かったと思うことは?
「保育の課題探究」に参加し、仁短の先生方からさまざまなアドバイスをもらったことで、入試までに、もっと調べないといけないこと、資料を作る際に気を付けなければいけないことなど、どんな準備をしなければいけないか把握することができたと思います。

先生からのアドバイス

幼児教育学科の先生からのアドバイスです。

高校生のみなさんへ

増田 翼先生
増田 翼先生
「総合型選抜A(ステップアップ型)」に向いている人とは?
「将来、保育職に就きたい!」と強く思っている人です。また、【音楽】【造形】【身体】のいずれかの分野に自信のある人や【探究】に意欲的に取り組んできた人が向いているでしょう。本学で学びたいという熱意を、自分の得意なことでアピールしてください。
「総合型選抜A(ステップアップ型)」の合格・評価ポイントは?
【音楽】【造形】【身体】【探究】の個別試験の結果も大切ですが、それだけで判断しません。志望理由書や面接などを通じて、保育者をめざすことになった経緯と熱意、入学後に取り組みたいことなどを自分自身の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。
「総合型選抜A(ステップアップ型)」受験のために準備しておくと
よいことは?
オープンキャンパスに参加したり、詳しい資料を読んだりして、情報収集に努めるなかで、受験する分野を決めていきましょう。「保育者としてふさわしい力」とは何かを念頭に置いて、準備を進めてください。

総合型選抜Aステップアップ型全体説明動画