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自分らしい警察官スタイルを見つけていくことが目標です。

警察官 あわら警察署

Y・Y

Y・Yさん 2019年卒業(2024年2月取材)

今、どんなお仕事をしていますか?

現在は、刑事生活安全課に所属しています。刑事部門では、窃盗や詐欺、喧嘩などの様々な刑事事件を取り扱います。私は、鑑識庶務係を担当していて、基本的に、刑事生活安全課に関する事案が発生すれば現場へ出動し、対応します。そのほかには、犯人検挙に向けて現場の鑑識活動、課内で事件管理などの事務作業や書類作成などの環境整備も行っています。

今、どんなお仕事をしていますか?
なぜ警察官を目指したのですか?

県警が毎年1月に行う年頭視閲式という式典を高校生の時に見学し、かっこいい女性警察官の姿を見て警察官という仕事に興味を持ちました。警察は、男性が多いという印象が強かったのですが、調べていくと、そんな中でも女性ならではの視点で仕事をしている方々がいらっしゃると知って、私も警察官になりたいという思いを強くしました。

なぜ仁短へ進学したのですか?

高校生の頃から、警察官を目指していたのですが、公務員試験までに時間がなく十分な勉強ができなかったことと、もし警察官になれなかったとしても、仁短へ進学すれば、社会で通用する基本的なスキルが身につき、一般企業への就職も可能だと思ったからです。

お仕事をするうえでのやりがいは何ですか?

事件を解決できた時にやりがいを感じます。警察は基本的に1人で仕事をすることはありません。例えば犯人を検挙するときも、みんなで協力し合って捜査を進めていきます。1人ではできないことも協力して行うことでできるようになり、その結果、事件解決につながり、警察官としての役割を果たすことができた経験が、やりがいにつながっています。

仁短での学びが、今のお仕事に活きているなと感じるのはどんなところですか?

高校卒業後に警察官になる道もあったのですが、短大の2年間を経て良かったと思います。学びが活きていると感じるのは、情報処理力(パソコンスキル)です。短大では、ほとんどの授業でパソコンを使っていたと思いますし、私が一番頑張って取り組んだのもパソコンでした。普通科高校出身だったので、パソコンに使い慣れていない状態で入学しましたが、卒業するころにはWordやExcelなどのOfficeソフトがスムーズに操作できるようになっていました。

これからの目標や夢を教えてください。

就職して数年が経ち、仕事には少し慣れてきた場面もあります。ですが、まだまだ余裕のない場面も多いです。これからも先輩や上司の対応を見習って、現場での経験をたくさん積んで、自分らしい警察官スタイルを見つけていくことが目標です。

女性警察官の強みを感じる経験はありますか?

相談の中には、性犯罪や暴行といった内容で悩まれている方もいて、女性に話を聞いて欲しいというご要望をもっていらっしゃる方がいます。そのようなときには、女性という視線で話を聞くことができますし、同性として頼っていただけることに責任感を感じることもあります。

女性警察官の強みを感じる経験はありますか?
「2年間で就職」したことのメリットを感じることはありますか?

メリットは2年分社会経験が多く積めるということです。特に警察官の仕事は、現場での経験を重ねることが成長につながると思うので、早く社会に出れて良かったと思います。ただ、働いてみて感じることは、学歴だけがすべてではないということです。自分が置かれた場所でどれだけ頑張るか、環境に慣れていくかというのが働く上で大事だと思います。

定時後や休日などのプライベートな時間は、どのように過ごされていますか?

休日などは、なるべく人と会う時間を大切にしています。正直、辛いこともある仕事です。一人で思い悩むこともしばしばありました。元々はインドア派で部屋の中で過ごすことが多い生活を送っていた私でしたが、考えを改め、自ら外に出て人と会う時間を設けたところ、辛いことがあっても思い悩むことが減りました。
職場の同期の方と会うときは、仕事の話もできて、前向きな気持ちになれますし、職場関係者ではない方と会うときは、仕事以外の話をして、私にはない考え方を聞くことで視野が広がります。
仁短の友人とも今でも交流があり、数か月に1.2度ご飯に行って、学生の時と変わらない、他愛もない会話をしています。いまでも繋がりを切らずに仲良くしてくれるみんなに感謝です。

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