生活情報デザイン専攻の在学生/卒業生の声

在学生の声

先輩たちの「今」を少しだけ、のぞいてみましょう。

はやし さん(2年)

まっすぐに医療事務職をめざした学生生活。

進学を意識し始めた時期に医療事務職に憧れ、医療事務資格の取得をめざすようになりました。一度は専門学校への入学も考えましたが、医療事務の勉強もビジネス系の学びもできる仁短を選択。1年次の夏休みに「医療事務講座」で集中的に勉強して、資格試験に合格しました。その後はすぐに就職活動を開始。キャリア支援課による履歴書添削や志望動機をまとめるアドバイスを受けて準備した結果、福井県済生会病院に採用が決まりました。病気の方に寄り添えるような医療事務職になれるように頑張ります。

いがらし さん(1年)

初めて本格的に触れたデザインの面白さに夢中!

これまではデザインや美術を専門的に学ぶ機会がなかったので、生活情報デザイン専攻の授業は、とても新鮮。何より、デザインは創作を通じて人に喜んでもらうためにあることを実感しています。たとえば『インテリアデザインⅠ』の授業では「私の部屋」をテーマにインテリアの基礎から学び、最後の課題ではインテリア雑誌の切り抜きなどのコラージュで「理想の部屋」をワクワクしながらプレゼンボードに仕上げました。他にもグラフィックや服飾など、多彩なデザインを学べることがこのコースの魅力。色彩検定やインテリアコーディネーターなどの資格取得対策にも取り組みながら、将来

私の時間割

こばやし さん(1年)

ビジネスの現場ですぐに役立つ授業ばかりです。

Point.1

「生活科学論」は、グループワークが中心。討論を通して、相手の話を聞いたうえで、自分の考えを言葉にしていきます。発言量が求められるので積極性も身につきます。

Point.2

観光業界に興味があり、接客に役立つコミュニケーション術を身につけたいと思っています。特に「コミュニケーション演習Ⅰ」は、内容を組み立ててから話す訓練になっています。

放課後は...

プレゼンテーションの練習をしたり、ラーニング・コモンズで課題に取り組んだり。空きコマもしっかり活用しています。

卒業生の声

学びの中で自分の進むべき道を見つけ、活躍する卒業生たち。

たなか さん(2017年卒業)
DTPオペレーター

作品が人の目に触れる喜びを実感しながらより良い誌面づくりに奮闘する日々。

入社後はまず、名刺のデザインや製版を担当して、仁短で身につけたAdobe Illustratorの扱い方などの基礎的な技術をベースに仕事を覚えました。その後、タウン誌『福楽』のDTP(※)業務に携わり、制作にかかわった冊子が書店に並んで人の目に触れるということが大きなやりがいとなりました。より良い誌面をつくるためには、ターゲット層のニーズをきちんと汲み取り、レイアウトに反映することが大切。仁短で幅広い分野のデザインを学べたことや、地域企業とのものづくりプロジェクトで培った経験が活きていると実感しています。
※パソコンを用いて印刷物用のデータを作成する作業。

職場の方から一言

くろだ 様 メディアコンテンツ部 部長

持ち前の根気強さでキャリアアップをめざしてほしい。

DTPオペレーションは、こまやかさと忍耐強さが必要とされる地道な仕事です。田中さんには、これまでに入社いただいた仁短出身の方と同様、真面目に根気強く取り組んでいただいています。入社4年目の今は、仁短出身の後輩もできて指導する立場に。これからは周りを引っ張っていくリーダーシップを身につけ、いずれは企画立案にもかかわるアートディレクターなどをめざしてほしいと期待しています。

あおいけ さん(2018年卒業)
自動車共済審査員

誠意ある対応が求められる仕事に、仁短での学びが活きています。

自動車損害調査部の自動車共済審査員として、事故に遭われた契約者さまや被害者さま、修理工場など、さまざまな方とお話をして示談成立に至るまでを担当しています。入社後、業務に慣れないうちに審査員資格試験に挑んだ際には、仁短在学中に英検2級やMOS※など幅広い資格に挑戦した際に身につけた、毎日コツコツと続ける勉強法が役立ちました。2年目に入ってからは少しずつ事案を任せていただいており、成長を実感。秘書検定2級の取得を通じて学んだ電話応対やマナーをベースに、日々誠意ある対応を心がけています。
※※Microsoft Office Specialist。

職場の方から一言

こにし 様
自動車損害調査部 損害調査グループ
課長

信頼に応える難しい仕事に挑んでくれています。

地元の農家などのJA組合員が、JA共済の主な契約者さまです。事故が起きた時にはJAの担当者が現場へ向かうこともあり、地域に密着した組織ならではの対応が求められます。電話越しでお話をさせていただく私たちにも、親身で誠意ある接し方が望まれていることは変わりません。従事5年で一人前とされる難しい仕事ですが、果敢に取り組んでくれているあおいけさんは持ち前の素直さで成長しており、今後が楽しみです。

かいこ さん(2018年卒業)
旅館フロント

地元福井の魅力を伝えたいから、おもてなしの心をSNSで発信。

仁短在学中から、ふくい学生祭などのイベントに個人で参加するなど、地元を盛り上げる活動に興味がありました。旅館業の世界へ入ったのはビジュアルコミュニケーションデザインを通じて地域に貢献することを学んだ影響が大きいと思います。現在は、フロント業務を中心に、お部屋の準備など、さまざまな部署の仕事を覚えている段階。InstagramなどSNSで当旅館とあわら温泉をPRする仕事も任されており、写真を加工するPhotoshopの技術を活かしています。福井をPRしながら、心のこもった真のおもてなしをめざします。

職場の方から一言

まきた 様 若女将

マナーの基礎がしっかりできているから安心です。

かいこさんがInstagramの担当になってから、100人程度だったフォロワーが1,600人を超えました。写真の撮り方や加工に工夫を凝らしている彼女のがんばりの成果だと評価しています。業務外でも、あわら温泉街の若手従業員が立ち上げた「あわら和心もてなし隊」に自主的に参加し、熱心に取り組んでいる様子。また、礼儀作法の基礎ができているのは、さすが女子教育で伝統のある仁短の卒業生ですね。安心して成長を見守っています。

かわかみ さん(2017年卒業)
ウエディングプランナー

立ち居振る舞いやパソコン操作など、自然にできる一つひとつが学びの力。

ウエディングプランナーは、お客さまと打ち合わせを重ねて結婚式のプランを考え、挙式に必要な手配を担当する仕事です。思いをカタチにする提案力や、気持ちに寄り添うコミュニケーション力が欠かせません。仁短在学中はビジネスマナーの授業が苦手でしたが、お客さまと接する際の敬語の使い方や立ち居振る舞いのベースを築くことができました。催事のお知らせなどの資料作成を任されることが多いのも、仁短でパソコン操作全般を学んだおかげです。忙しい仕事ですが、笑顔を忘れずに、幸せな一日のお手伝いをしていきたいと思います。

職場の方から一言

なつい 様 支配人

より上をめざしていけると確信できる、意欲ある仕事ぶりです。

こまやかな心遣いで、お客さまの信頼を獲得しているかわかみさん。「こんなことまで聞いてもいいのかな?」という不安を抱かせない親しみやすさが強みです。また、気持ちを価値として提供するウエディングプランナーの役割を理解したうえで、仕事としての目標クリアも常に意識しており、高い意欲を感じます。私たち上司の想像を超えて自分のスタイルを確立し、より上をめざしていける人材として期待しています。

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