キャンパスブログ
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大きな古時計

2007年6月14日 

こんにちは、学生生活課の縣(あがた)です。

今朝、学生ホールにて、「あれ、何ですか?」と学生に呼び止められました。

見ると、これまで少なくとも自分はあまり注意して見ることのなかった、おそらく時計と思われる壁掛けの物。今から10年も前の平成8年度卒業生の卒業記念品なのですが、電池が切れてしまっていて、いつの頃からか動かなくなっていたようです。
仕掛け時計の時計板も裏返しになっていたため「おそらく時計であろう」としか見えない状態でした。机の上に乗り、少々重量のあるものを両手で慎重に抱え下ろし、電池を交換した途端、「ブラームスの子守歌」の、心にやさしいメロディーが鳴りだし、反対を向いていた時計板も姿を現しました。

まるで、鳴ることを忘れていた時計が息を吹き返したようです。日頃の忙しさにかまけ、そこにあることすら気にも留めなかった自分に反省しきり。せっかく10年もの前の卒業生からいただいた記念品です。大切にしたいものです。

壁に掛かる大きな古時計の写真

正面から見た大きな古時計の写真

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