世界中で使われている美しいフォントを知って、 オリジナルのブランドマークをデザイン。

ルイヴィトン(LV)やシャネル(CC)などのファッションブランドや
ソフトバンク(SB)や阪神タイガース(HT)などのプロ野球チームのマークは
イニシャルを組み合わせた、モノグラムというデザイン手法。
メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキース(NY)もそうですね。
2回生グラフィックデザインの授業で、自分のブランドロゴをデザインしました。
上のマークは,IとYの組み合わせで樹木のようなデザイン。
フーツラというルイ・ヴィトンやフォルクスワーゲンの
ロゴにも使用されてるドイツの有名なフォントです。
小文字のaとOの組み合わせ。一見そうとはわからないところがいいですね。
ちょっとカワイイ感じのこのフォントは
ファミマにも使用されている英国のギル・サン。太いタイプですが。
このフォントは、約2,000年以上前のローマの石碑から復刻されたというトレイジャン。
当時はまだ小文字はなかったそうです。伝統や品格を感じさせます。
三井住友銀行や以前のゴディバが使用してました。
TとHの直線だけのイニシャルを活かした、モダンなデザイン。
世界中の航空会社や銀行でも使用されている
洗練されて大文字でも小文字でも読みやすい、ユニバースというフォント。
福井では福井銀行のFUKUI BANKなどもそうですね。
20世紀初頭に欧州で流行した、花や植物をモチーフにした曲線が特徴的。
ディドというフランスのフォントが持つイメージです。
代表的なファション雑誌VOUGEやアルマーニのロゴでも使用。
上品さやクールで華奢な印象を持ちつつ、女性的な柔らかさもありますね。
フォントは一番最初と同じフーツラですが、
細身の斜体を組み合わせ、つながった部分に少しだけ手を加えて
ひらがなの「の」にも見える、とても秀逸なデザインになっています。
自分自身のイニシャルで、オリジナルのブランドマークをデザインするには
まず世界中で通用する、美しいフォントを知ることが大切です。