福井市のCM動画(日野川の桜づつみ)を作成しました!(その1)

生活情報専攻 [2021年2月 5日]

コミュニケーション演習1 日野川の桜づつみ

生活情報専攻では、これまでもコミュニケーション演習1という授業の中で、福井県庁、市役所や民間企業、地域団体と連携して様々な課題解決に取り組んできましたが、今年は、福井市役所と連携して福井市のCM動画作成にチャレンジしました。

コミュニケーション演習という授業は「動画作成」「動画編集」の授業ではありません。その名のとおり、地域課題の解決をとおしてコミュニケーションを考える授業です。

作成されたCM動画は、市の様々なイベント等で活用していただけるとのことで、学生たちも気合が入ります。CMというからには、何らかの伝えたいメッセージがある。今回は地元福井市の良さを3つの公募されたテーマ(日野川桜づつみ、えちぜん鉄道、なんにもない福井)で伝えていくわけですが、誰に、どのように伝えていくかということも含めて、全国各地のご当地CMを10月から全員で研究しました。

最終的に映像作品になるため、映像の美しさばかりに注目が集まりがちですが、大切なのは誰に何を伝えるか。CMの本質を常に議論しながら丁寧に時間をかけて作品を作ってきました

残念ながら、他大学と競ったテレビ放映用作品(全大学で1作品のみが選出)には選ばれませんでしたが、私たちの思いがつまった学生らしい作品になったと思います。全部で10作品ありますが、まず「日野川の桜づつみ」をテーマにした作品からご覧ください!(YouTubeの埋め込みリンクは福井市の公式チャンネルのものです。)

以下の3つの作品は1回生の2名のグループで作成された作品です。演出、出演、編集、ナレーションも全て学生が行っています。BGMはこの作品用に作成したオリジナルです。

3部作:日野川桜づつみ1 はなさかじいさんの思い出編
はなさかじいさんの思い出編で女の子が一人で桜堤を歩いているときにおじいちゃんのことを思い出し、また一緒に桜を見たいなという気持ちになるというストーリー内容です。

3部作:日野川桜づつみ2 思い出をつなげてくれる場所編
全体を通して花が咲いていない時期にも、折り紙で花を咲かせてくれたおじいちゃんへの想いと、満開の桜づつみの短い貴重な期間への想いを重ねている作品です。桜の映像がないので、折り紙を折っているシーンを何度も入れ、テーマである桜づつみの桜を見ている人が想像できるようにし、かつ、桜の花が咲く短い時間の大切さを表現しました。

3部作:日野川桜づつみ3 これからの世代編
応募された方の地域や世代の絆の想いをテーマに3部作にしました。3本目はこれからの世代編で女の子が絆や繋いできてくれた思いを大切にするんだと前向きになるストーリーです。

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