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利用者さんと一緒に喜び、一緒に笑顔になれる生活支援員の仕事が大好きです。

生活支援員 ふくい福祉事業団 若越ひかりの村

M・S

M・Sさん 2022年卒業(2025年2月取材)

今、どんなお仕事をしていますか?

生活支援員といって、知的障がいを持つ利用者さんの日常生活の支援を行い、自立をサポートし、充実した生活が送れるよう支援しています。食事やお風呂の介助をしたり、音楽活動や運動といった日中の活動を考えたり、イベントの企画を担当しています。

今、どんなお仕事をしていますか?
生活支援員のお仕事を選んだ理由をお聞かせください。

1回生の施設実習でいまの施設へ実習に行き、初めて生活支援員という仕事を知りました。そこでいきいきと働く職員の姿やその仕事内容に惹かれ興味を持つようになりました。“人を支援する仕事に就きたい”と考えていたので、保育者になるか生活支援員になるかでとても迷いました。保育施設での実習と知的障がい者施設での実習の両方を経験したことで、より自分が働いている想像がついたのが知的障がい者施設だったので、生活支援員の道を選択しました。

お仕事をするうえでのやりがいは何ですか?

私が担当したレクリエーション大会で、利用者さんが笑顔で楽しんでくれている姿を見ると、充実した生活を送ってもらえているかなと嬉しい気持ちになります。利用者さんに「楽しかった、ありがとう!」、「またやって欲しい!」と言われるともっと頑張ろうと思います。

仁短での学びが、今のお仕事に活きているなと感じるのはどんなところですか?

「障害児保育と特別支援」という授業では、知的障がいについて一通り学べたので、就職した際に利用者さんの障がいの程度を理解しながら、仕事をスタートできました。
また自由時間には、音楽活動や制作活動を行ったり、レクリエーションを行ったりすることが多いのですが、仁短での経験が活きていると実感することがあります。

これからの目標や夢を教えてください。

社会福祉士や介護福祉士、精神保険福祉士などの資格を取り、スキルアップすることです。こども療育にも携わってみたいという気持ちがあるので、その勉強もしていきたいです。
保育もそうだと思いますが、生活支援員の仕事も正解はありません。経験を積むことで、より一人ひとりに適したサポートができる支援員になりたいです。

仁短を選んでよかったと思っていることを教えてください。

元々は保育者志望で入学しましたが、生活支援員という仕事に興味をもち、職業の選択肢が広がり本当に良かったです。どちらの道に進むか悩んでいるときに相談に乗ってくださる温かい先生方がたくさんいて、サポートしていただけました。

早く社会に出て、現場でしか学べないことがたくさんあることがわかりました。働きながらでも先輩から多くの知識を学び、資格にも挑戦できるので、仁短を選んでよかったです。

学生時代の思い出を教えてください。

ちょうどコロナ禍での入学だったので、初めて同級生を顔を合わせたのは入学から半年後でした。「こんな時代があったんだよ!」と、ずっと語り続けることができると思います。笑

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