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「先生大好き!」「先生が担任で嬉しいです」が、元気の源です

保育士  

N・K

N・Kさん 2017年卒業(2024年取材)

ご自身の役割やお仕事の内容を教えてください。

5歳児担任をしています。
その時の子どもの姿に合わせた環境を用意し、その季節ならではの遊びも取り入れるようにしています。1月は伝承遊びに触れられるよう、こま回し、おてだま、けん玉、羽子板などを保育室に出して置き、いつでも遊べるようにしています。
給食の時間には、楽しい雰囲気を心掛けながら給食のマナーが身につくような声掛けも積極的に行っています。
また、帰りの会では、一日の活動を振り返ったり、明日への期待が膨らむよう明日の活動を知らせたりするようにしています。5歳児なので、次の日の持ち物なども自分で準備できるよう伝え方に工夫をしています。
子どもたちが降園する15:30以降は、長時間保育の担当の日は子どもたちと過ごし、それ以外の日は園舎の清掃や、玩具の消毒、明日の活動の準備や環境設定、事務仕事を行っています。

ご自身の役割やお仕事の内容を教えてください。
どのような時にやりがいを感じますか?

たくさんあるのですが・・・
1つ目は、子どもたちが保育士の援助がないとできなかったことが、自分でできるようになっていく姿を見られた時です。また、その成長を保護者の方や保育士同士で共有している時も「保育士になって良かった」喜びを感じます。
2つ目は、子ども達から「先生大好き!」と言ってもらえた時です。悩んでいることや仕事の疲れが吹き飛びますし、子どもとの信頼関係も出きてきたと感じます。
3つ目は、担任をしている保護者さんから温かい言葉をかけていただいた時です。「先生がクラス担任で嬉しいです」「子ども一人一人をしっかりと見ていただきありがとうございます」等の感謝の言葉は、また明日からも頑張ろうと前向きな気持ちになります。

どのような時にやりがいを感じますか?
仁愛女子短大での学びが、今のお仕事に活きているなと感じるのはどんなところですか?

「卒業まで2年間しかない。一日一日を大切に過ごす」の精神です。仁短の2年間はあっという間でしたが、いろんな授業において課題を決め、短期集中型に頑張った経験が、今でも「いつまでに終わらせよう」と、自分なりの目標を決めてやり遂げる力が身についているのだと感じました。
また、週1回のピアノの授業での個人レッスンがよかったです。ピアノ初心者で、短大からピアノを弾き始めたのですが、マンツーマン指導のおかげで、自分のペースでコツコツと頑張ることができました。仕事を始めるとピアノを練習する時間があまりとれなくなってしまいましたが、仁短でいろいろな童謡曲を練習したことで、職場でも弾くことができています。

定時後や休日などのプライベートな時間は、どのように過ごされていますか?

ヨガに通い、仕事や日常等全て忘れて、リフレッシュする時間を作っています。
趣味はショッピング、旅行、韓国ドラマ鑑賞です。インドアな日もありますが、アウトドアな日も作り、息抜きできるようにしています。
卒業した現在でも、仁短時代の友人とご飯を食べに出掛け、仕事での悩みを相談したり、プライベートの話をしたりしています。職場は違っていても同じような悩みが出てくることがあるので共感できることも多くあります。楽しい時間を過ごすことでリフレッシュにもなっています。

これからの目標や夢を教えてください。

仁愛保育園は仏教精神に根ざした宗教保育を行っています。不適切保育と騒がれている今特に、子どもの人権や主体性、個性を尊重とした保育を行っていけるよう、子ども一人一人の声にしっかりと耳を傾け、子ども、保護者の方との信頼関係を大切に日々の保育に努めていきたいと思います。また、園の理念でもあるように、いのちの大切さ・思いやり(助け合う優しさ)・「ありがとう」の感謝の気持ちが自然と育めるような保育を心掛けていきたいです。