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「自分に合うを探したい」ももこさんの暮らし方 ~仁短編~
地域おこし協力隊 鳥取県琴浦町

まえだ(生活デザイン専攻)さん 2020年卒業(2022年取材)
- まず初めに、、
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「自分に合うを探したい」そんな想いで日々活動しているももこさんの暮らしについて、
~仁短編~ と ~社会人編~ の2編にわたってご紹介していきます。
まずは、~仁短編~ からです!!
- 卒業研究はどんなことをしましたか?
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テーマは「モモ・バショ・ヒト」です!
私のできることや好きなことから生まれる人の集う場づくりをしました。
- このテーマにたどり着くまでにすごく悩んだとお聞きしましたが
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すごく悩みました。
自分には何ができるのか、何をしたいのか、自分の考えがまとまらず自分のモヤモヤを言葉にすることができませんでした。
その時に役に立ったのが、授業で学んだ付箋に書き出して紙に貼り分類するという手法(KJ法)です。自分が進むべきところが明確になり考えがまとまります。
KJ法は、社会人になってからも役に立っているので、仁短で学べてよかったなと思いました。
- 実際にどんな活動をしましたか?
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ひたすら「人の集う場巡り」をしました。開催されているイベントに参加し、人とコミュニケーションをとっていきました。
その一つとして、「HAI Studio の文化祭」がありました。ここでは普段は別のお仕事をしている方たちが、休日に集まって、自分の好きなことで人の集う場づくりをしていました。
平日は公務員で休日はカレーをふるまったり、平日は学生で休日は屋台でチャイをふるまったり…
その他にも、RENEWやさばえものづくり博覧会、千年未来工藝祭などのイベントにも参加しました。RENEWでは、1回生の時はお客さんとして参加していましたが、2回生の時はスタッフとして参加しました。スタッフとして参加できたのも他のイベントで出会った方に誘っていただき経験できたことでもあります。
ここでは、場が人をつないでくれることも大切さに気付くことができました。
- 他にはありますか?
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自分なりの人の集う場として取り組んでいたことが、「♯みんなももこになる似顔絵屋」をテーマにして、似顔絵を描くことです。
オープンキャンパスや大学祭も利用して開催しました。たくさんの方に来てもらうことができ、とても貴重な経験になりました。
自分が似顔絵屋をできたのも、周りの方の支えがなければできなかったことなので、とても感謝しています。
- ももこさんにとって卒研はどんな時間でしたか?
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卒研でいろいろな場所や大人に出会わなかったら、今の私とは全然違う私になっていました。
もともとは家にいることが好きで知らない人と話すのは苦手で、周りにいるのは家族、友達、先生だけでした。
卒研をきっかけにいろんな大人に会うようになって世の中にはこんなに面白い人が隠れていたんだと、自分で行動することで気づけたことがたくさんありました。
そのような大人たちを知ったことで、将来を考えるときの様々な選択肢になり、今となってはとても貴重な時間だったなと感じています。
次は、「自分に合うを探したい」ももこさんの暮らし方 ~社会人編~ です!