仁短卒業
↓
福井県の企業に就職
↓
鳥取県琴浦町に移住・結婚
↓
鳥取県琴浦町の地域おこし協力隊として活動中

平日は、会社員として採用・広報を担当していました。
主な仕事は、事務作業や会社説明会、研修などに取り組み、プロジェクトリーダーも任せてもらいました。
休日は、人の集う場づくりのための活動をしていました。
その一つとして、「TENT SAUNA CARAVAN」という福井の各地でテントサウナを開く、テントサウナ団体の一員となり活動していました。この団体に入るきっかけとなったのは、卒研で参加したイベントを通して出会った人とのつながりがあったからです。越前海岸の製塩所の一角や福井駅前の屋上、勝山の雪山など様々な場所で開催しました。
そして、またその場が人をつないでくれて、製塩所の壁にイラストを描かせてもらったり、モデルをしてみたりなどたくさんのことに挑戦しました。
その結果、この暮らしは!"おもしろい！"と思うようになりました。

福井県での日々に充実感はあったのですが、会社にキャリアプランの方が来たことをきっかけに自分の今の暮らしを見直しました。今の職場は金銭的には安定しているが、自分だけにできる仕事でもないので、この仕事のままでいいのか葛藤がありました。
結局自分はどうなりたいのか？なにを大切にしたいのか？　さらにその時に結婚の話が・・・遠距離中の彼と結婚したら私はどうなるのか？ネガティブな考えをしてしまい、うまく噛み合わずモヤモヤする時期が続きました。
そんな時、今の旦那さんと旅行で訪れたのが鳥取県琴浦町でした。お互いサウナ好きだったため、一向平キャンプ場 Nature Saunaという本場のフィンランドサウナが体験できる施設に行きました。
そこで出会ったのが、役場の職員の方とキャンプ場の社長さんでした。さらに、私は琴浦町の地域おこし協力隊に、彼はキャンプ場のスタッフに誘われ、二人がやりたかったことがぴったり合ったので移住を決めました。
その後、採用試験に進み、現在は鳥取県琴浦町で地域おこし協力隊として活動しています！

自分の能力を活かした活動ができ、自分の理想とする暮らしを見つけられる仕事です。
地域おこし協力隊が活動することで町にあらゆる効果が生まれます。

地域には・・・
新たに斬新な視点が生まれ、協力隊の熱意や行動が大きな刺激を与えます。

地方公共団体には・・・
行政ではできなかった柔軟が地域おこしができます。
移住する若者が増えることで地域活性化になります。

隊員数は年々増えており、任期（3年）を終えて約6割の方が定住しています！

大きく分けて3つ取り組んでいます。
①役場の情報発信
・チラシや冊子の制作
・町公式SNSの更新
②まちとヒトとの関わり
・まちのくるま屋さんとコラボしてチラシ制作
・まちのコーヒー屋さんとコラボしてドリップコーヒーのパッケージデザイン制作
・まちづくり団体の集会に参加しておじいちゃんおばあちゃんとお話しをする
③イベント企画
・公民館でテントサウナ体験

イベント企画・制作・集会・ワークショップなど様々なことを積極的に取り組むことで、まちとヒトとの繋がりを深めています。
また、関係を深めていくことで仕事が生まれ、自分が暮らすことにつながっています。
地域おこし協力隊の任期は3年なので、任期を終えてからも暮らしていけるような仕組みづくりを今から始めています。

考えることをやめない！です。
これまで見て知って学んできたものから作られた「自分の軸」はある程度持ちながら、それに固定されず、新しいことを吸収して、考えて、目の前のことに全力で取り組んでいきたいです。

①『ももこを頭の片隅に置いて帰ろう』
捨てられちゃう予定だった仁短の布と鳥取県琴浦町古布庄地区のおばあちゃんから集めた端材を使って、新たな価値をつけるアップサイクルに挑戦しました。
布に印刷されたももこさんのイラストに飾りつけし、世界に一つのももこさんが出来上がりました！

②『♯みんなももこになる似顔絵屋』
学生が順番に似顔絵を描いてもらっていました。
描いてる途中に、質問をしたりなど楽しい時間が流れていました(*^^*)