スズキのショールームスタッフとして、お客様ご来店時の接客や電話応対、店舗イベントのチラシの作成や企画の考案などをしています。
ショールームスタッフは、お客様と最初に接するスタッフです。初めの数秒で印象が決まってしまうので、笑顔でお出迎えをすることを心がけています。
電話応対は、声のみのやり取りになるので、声のトーンや言葉遣いにも気をつけています。

短大入学時は電話応対にとても苦手意識があったので、なるべく電話応対が少ない業務がいいなと思って、パソコンに向き合う業務を探していました。しかし、就職活動をする中で考え方が変わってきて、人と接すること自体は好きですし、接客も事務もできる仕事を目指すようになりました。現在の職場を知ったきっかけはキャリア支援課で見た求人票です。もともと車は好きでしたし、自分の働く姿や成長がイメージできたので、志望しました。

入社してすぐの6月から『店舗新聞』の作成を担当しています。『店舗新聞』には、スズキのカー情報のほか、県内のおでかけ情報などを掲載して、お客様の店内の待ち時間が少しでも楽しく感じていただける誌面づくりを心がけています。Illustratorを使って制作しているのですが、仁短ではIllustratorの授業は履修しておらず、授業を受けておけばよかったとすごく後悔しています。『店舗新聞』を読んだお客様から「毎回ここに来たときに新聞を読むのを楽しみにしている」と言っていただいたことがありました。毎月内容を考えて編集するのは大変なのですが、あたたかい感想をいただけるとやりがいを感じます。

企画を考えたりアイデアを出したりすることは、2年間、仁短の授業でたくさん経験したので自然と身についていると実感しています。パソコンを使うことも得意になりましたし、敬語の使い方やビジネスマナーも学んでいてよかったと感じています。仁短で秘書検定の資格を取ったことや、「社会人基礎演習Ⅰ」の授業で仕事をするうえで必要なコミュニケーションの取り方やビジネスマナーなどを実践形式で学んだことも今につながっています。Illustratorの授業を履修しておけばという思いはありますが、「色彩学」や「デザイン表現入門」の授業で少しだけでもデザイン表現の授業を履修していたことは良かったと思っています。

休日はお気に入りのカフェに行ってのんびりしたり、家でネットフリックスを見たりしています。仁短時代の友だちとも定期的に連絡を取っています。他のメーカーのディーラーで働いている友だちとは、仕事内容がほぼ同じなので、理解し合えることが多く、相談しやすいです。