仁短へ進学した一番の理由は、地元就職の強さです。高校生の頃に、県外への進学に憧れ悩んだ時期もありましたが、県外の大学で「これがやりたい！」という明確な目標があったわけではなかったので、そんな中途半端な気持ちで県外へ行くのではなく、福井での就職を見据えて、仁短の生活情報専攻（現：生活情報デザイン専攻）に進学しました。

時間割は自分で決めるので、自分の時間もでき、時間の使い方が上手になりました。基本的には、「学校」・「アルバイト」・「遊び」に時間を使っていますが、私は家族と過ごす時間、特に祖母と過ごす時間も大切しています。2回生の後期には、時間割の都合上、半日で学校が終わる日などもあり、そういう日には祖母に会いに行ったりしています。働き始めるとなかなか自分の時間を作れないかなと思うので、学生のうちにやりたいことはやっておきたいです。

「生活科学論」です。この授業では、私たちの生活を取り巻く「衣・食・住・情報」の中で興味のある分野についてグループワーク、そしてプレゼンテーションを行いました。自分たちで調べて、自分たちで課題を見つけて、自分たちで課題の解決方法を見つけて、まとめて他の人に伝える、という一連のグループ作業を通して、友達との仲を深めることができましたし、最後にはとても達成感が得られました。また、どう話せば人に魅力的に伝わるのかといったことも学ぶことができ、プレゼンテーション力やコミュニケーション力も伸ばすことができました。私は元々コミュニケーションは得意な方でしたが、仁短へ来て、社会で通用するコミュニケーション力を身に付けることができたことは大きな成長だと感じています。

高校の時から、パソコンに対して苦手意識があり、タイピングなども得意ではなかったです。そういったスキルも身に付けておきたいと思い、生活情報専攻に進学を決めたのですが、本当に今は、使いこなせるようになったと自信をもって言えます。先生もすごく丁寧に教えてくれるし、分からないことが聞きやすい環境なのも良かったです。WordやExcelは必ず仕事で必要になってくると思うので、使えるようになってよかったと思います。

特に面接では、ありのままの自分をみてもらうようにしました。無理に飾ろうとせず、伝えたいことだけを頭に入れて自分の言葉で伝えられるよう、しっかりと準備して臨みました。

営業職ということで、お客様の気持ちを汲み取り、お客様に信頼してもらえるような仕事をしていきたいです。前の質問にもありましたが、ありのままの自分を受け入れてもらえるように、営業を通して、人間力を高めていけるように頑張りたいです。

私は高校生の頃、保育士の仕事にも興味を持っていました。保育の道へ進むかどうか悩んだ時、先輩方の話をたくさん参考にしました。高校生の皆さんもたくさん悩むことがあると思いますが、ぜひいろいろな人に相談してみてください！
私がいまこの「未来の参考書」でお伝えしていることが皆さんの進路の参考になればうれしいです。