お子様ランチコンテストに出場するくらい小さい頃から料理が好きでした。一方、子どもも好きで、食物栄養専攻か幼児教育学科か…悩んだ時期がありました。オープンキャンパスに参加したり、仁短の先輩や先生の話を参考にして、最終的に「食」が自分の生活にとても身近な分野で勉強したいと思い、食物栄養専攻に決めました。

「食品加工実習」がとても興味深く学べて楽しいです！普段何気なく食べているケチャップやいちごジャムやパンなどの加工品を実際に作ってみる授業です。こんなに手間がかかっているんだ！という発見もありますし、自分ではなかなかできないので、料理のような実験のような授業がすごく楽しいです。
「解剖生理学実験」という授業があり、授業名を見ただけだととても難しそうだな～と感じがちですが、空腹時と満腹時の血糖値について、実際に自分の血を採って調べてみたり、手汗の分泌について調べたり、自分の体についての実験も多く、勉強になります。先生や助手さんがすごく丁寧に教えてくれるので、すんなり頭に入ってきます。

栄養士の資格はもちろんですが、「食」は生きていく上で必要不可欠なものだから、その知識が増えるのは本当にやりがいを感じます。短大にして良かったと思うこともあって、実習や実験がとにかく多いことです。実践的な学びの中で、どんどん知識や技術を身に付けることができるのは仁短ならではだと思います。その他にも、妊娠中の食事や離乳食、高齢者向けの刻み食やムース食など様々なシーンの食事について学ぶ常行もあります。これからの仕事で役立つことはもちろんですが、女性として知っておきたい知識が学べたことも、食物栄養専攻に進学して良かったと思う瞬間です。

食物栄養専攻は授業もしっかり詰まっていて、実習も多いので毎日がとっても忙しいです！ですが、それだけ友達と一緒に過ごす時間も長くて、一緒に課題をしたり、空きコマや昼休みにはみんなでゲームをしたり、毎日充実した時間を過ごしているな～と実感しています。平日は学校で忙しいですが、それでも夕方からはアルバイトをする時間がありますし、稼いだアルバイト代で洋服を買うのが毎月の楽しみです。

『フードスペシャリスト』の資格取得を目指しています。資格取得のための「フードスペシャリスト論」と「フードコーディネート論」という授業があり、12月には資格認定試験を受験予定です。来年4月から栄養士として働きますが、ただ栄養のある食事を提供するだけでなく、例えば、盛り付けの器や色彩にもこだわり、食の楽しさやおもてなしを提供できる栄養士として頑張っていきたいと思っています。

女子校って本当に楽しいんです！共学の高校から進学を考えている方は不安に思うかもしれないですが、私は仁愛女子高校で女子校の魅力の虜になりました。何が楽しいかって言葉で伝えるのは難しいのですが、気が合う子が必ずいるし、みんな優しくて、のびのび過ごせます！
2年間は本当に忙しいですが、無駄が全くなくて内容の濃い時間を過ごせるのが仁短の魅力です！