生活デザイン専攻の在学生/卒業生の声

先輩たちの「今」を少しだけ、のぞいてみましょう。

在学生の声

あぶらだに さん(2年)

地域と連携した学びで、
デザインの奥深さを実感。

仁短の授業は基礎から丁寧に教えてくれるので、デザイン初心者の私でも楽しみながら勉強できています。所属するゼミでは、森田駅の利用者増を目的としたイベント企画とチラシ制作も経験。地域の方や福井大学の学生と話し合って「電車の乗り方講座」やスタンプラリーなどを実施し、チラシは印象に残るようなカラーや配置に工夫を凝らしました。企画力から表現力まで、デザインの視野が広がる実践的な学びは仁短ならではだと思います。卒業後はカーテンを企画・販売する会社で働く予定です。ここで学んだ知識を活かし、魅力的なデザインや提案をしたいです。

1年次
後期時間割

1限目 ファッション
デザインⅠ
生活デザイン論 住環境論Ⅱ デッサンⅡ ベーシック
デザインⅢ
2限目 食生活論 社会人基礎演習Ⅰ
3限目 環境デザイン概論 プロダクト
デザインⅠ
生活科学論 英語 色彩学Ⅰ
4限目 プロダクト
デザインⅠ
人間関係論 生活造形I すまいの計画
5限目

オススメ授業

グラフィックデザインI
~手作業が新しい発想や企画を生み出す~
現代のデザインはパソコンで行うことが一般的ですが、自らの手を動かすことが基本であることは変わりません。文字の組み方や配色など、この授業で身につけた基礎力が、パソコンを使っての実践的なデザインにつながります。鉛筆を握りフリーハンドで線を描く、アクリルガッシュで色を塗る、いろいろなイメージで平面構成を行うなど、自らの手を動かします。2016年度は西武福井店からの依頼を受けて課題に取り組みました。創業88周年を記念して88個の縁起だるまをデザインし、その作品はショーウィンドウに展示されました。

卒業生の声

でまえ さん(2006年卒業)
現在は印刷会社に勤務

授業で鍛えられたプレゼンテーション能力を発揮!

グラフィックデザイナーとして、自社の製品カタログやDMをはじめ、外部のお客様の印刷物の制作など幅広く手掛けています。企画・デザインだけでなくプレゼンテーションも担当する機会が多いのですが、数ある会社の中から選んでもらうため、制作に対する意欲をしっかりアピールするのがワタシ流。昔は人前で話すなんて恥ずかしくてできなかったけど、自分の考えを伝える力と度胸は仁短で鍛えられました。授業では自分の作品をプレゼンテーションする機会が多かったし、個性的な先生や友だちに刺激を受け、自然と自分を出せるようになった気がします。おかげで今は自信を持ってお客様とやりとりができ、仕事がすごく楽しいですね。最近育休から復帰したばかりですが、仕事のありがたみを今まで以上に感じています。限られた時間内でベストを尽くせるよう、時間の使い方も上手くなりました。これからもスキルアップに励み、お客様のかゆい所に手が届く提案をしていきたいです。

はしもと さん(2014年卒業)
現在はアパレルに勤務

最初の頃には味わえなかった
やりがいが増えています。

笑顔でイキイキと働くWEGOのスタッフさんが印象的で、自分もこの世界へ。仕事を始めた頃は教えてもらったことを完璧に叩き込むまでが大変でしたが、マネキンコーディネートや店舗ディスプレイでは仁短で学んだ色彩学やデザインの知識が役立ちました。社内マニュアルに書いてあることが仁短の授業とリンクしていて、新しい知識が身につきやすかったです。職場で良い先輩に恵まれたこともあり、着実にステップアップし、現在は京都店の副店長を任せてもらっています。今はスタッフ教育も担当しているので、自分が教えた子が「お客様に気に入っていただけました!」と接客を楽しんでいる姿を見ると本当に嬉しいし、お店の一体感も高まるのでホッとしますね。目指すは店長ですが、将来的には商品の企画・提案や買い付けにも携わりたいと思っています。仁短では先生から最後まで真剣にやりきる粘り強さを教わったので、これも存分に活かして最高のお店をつくりたいです。

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