先週末、ある学生から下記のような依頼状をいただいたので、○○旅館再生会議の報告会へ参加してきました。
この報告会は、生活情報専攻１回生後期～２回生前期に開講される科目『ビジネス実務演習』の一部として開催されました。
ビジネス実務演習では、社会人として必要なビジネススキル（コミュニケーション、情報処理技術、マーケティング等企画立案、プレゼンテーション、企画実行能力）を演習活動を通して学びます。ビジネスケース（事例）を用いて、それらの課題に対して具体的な解決策を見つけ出す、「ケースメソッド型」の演習を実施することで、様々なビジネスの場面にも的確に対応できる高い適応能力を身につけることを目標にしています。
今回の○○旅館再生会議報告会は、「県外大手企業の参入等、取り巻く環境の変化によって、年々売上が落ち込む、県内屈指の温泉郷にある老舗旅館の抜本的立て直しのため、支配人に抜擢されたあなたは、どのような戦略を立てるか」というケースメソッド型演習のグループ発表会でした。
グループによって、旅館を高級料亭に変更するプラン、観光ツアーパックプラン、バリアフリー化プラン等、様々なターゲットや手法の再生プランが発表され、とても興味深かったです。
今回の報告会は、アイデアを導き出すための方法論（SWOT分析、ポジショニングマップ等）、予算等の調査、プレゼンテーションに重きが置かれているそうですが、アイデアもとても面白かったです。
