生活情報デザイン専攻の学べること

育成する人物像

ジェネリックスキルを身につけ、
企業や地域の課題解決に
貢献する力を持った女性。

※どんな職業でも活用できる力

生活情報デザイン専攻

自分の方向性を定めて学びを深める

2つのコース

1年次前期での基本的な学びをもとに
後期からより専門的な領域を学ぶため、
いずれかのコースを選択。

情報マネジメントコース

主に「情報技術」「マネジメント技法」科目を中心に履修し、情報活用能力やビジネススキルを高め、事務職を中心に銀行をはじめとした金融関係や公務員など幅広い分野への就職をめざします。

情報デザインコース

主に「デザイン表現」科目を中心に履修し、相手に情報を伝えるための視覚的な表現方法や考え方を身につけ、デザイナーや営業・販売、企画などクリエイティブな分野への就職をめざします。

主な科目と身につく力

情報技術科目

情報活用の方法を学ぶとともに、コンピュータ・デジタル機器・インターネットをビジネスツールとして役立てるひとつ上の技能と専門知識や論理的な考え方を身につけます。

マネジメント技法科目

ビジネスやコミュニケーションに関する知識や技能を学び、実社会で仕事をしていくための実務能力や他者を理解し相手に情報を伝える方法を身につけます。

デザイン表現科目

デザインを基礎から学び、グラフィックデザインを中心に、情報を視覚的にわかりやすく表現する能力を身につけます。インテリアやファッション、プロダクトについても学びます。

総合科目

情報技術、マネジメント技法、デザイン表現の3分野の学びを統合し、問題を解決する能力を高めます。また、自らのキャリアを設計し実現する方法についても学びます。

身につく力・学び方

創造社会=Society 5.0の時代に
求められる課題解決力、
価値創造力を持った人材の
育成をめざします。

卒業時に身につけている力

現代社会で活躍する
基盤となる力

知る やってみる わかる

3分野の学びを活かして課題に取り組む

気づいたことをさらに学ぶ

これからの社会で
課題解決・価値創造をする力

できる している

自ら行動する力
=主体性
さまざまな相手や価値観を理解する力
=多様性
チームで取り組む力
=協働性
学習のステップ

学び、試し、理解する

さまざまな場面で実践し自分のものにする

学習のステップ

学び、試し、理解する

さまざまな場面で実践し自分のものにする

学習の基本は「経験学習サイクル」

1
経験...「やってみよう!」

大学での学修やサークル活動、ボランティアなど
いろいろなことを経験してみる

学びの例

授業で、不要になったものをデザインし直すことで新しい価値を生み出すという「アップサイクル」について学ぶ。

4
チャレンジ...「試してみよう!」

マイセオリーを実際に試してみる

学びの例

自分で制作した10着の服のみを着て、1ヶ月間生活した。その結果は卒業研究として発表し、ファッションを消費することへの問題を提起した。

2
振り返り...「どうだった?」

その経験から何がわかるのかを考えてみる

学びの例

自分のクローゼットを見返すと、ファストファッションの服であふれており、流行に流されて服を「消耗品」として扱い、愛着を持って扱っていなかったことに気づく。

3
マイセオリー...「次はこうしよう!」

今後、他の場面でも応用できるようにマイセオリー(仮説や教訓)をつくってみる

学びの例

どんな服なら愛着を持って長く着続けられるかを考え、今は着ていない服を自分好みにリメイクすれば新しい価値が生まれ、消耗品としてではなく長く使える。

学習の基本は「経験学習サイクル」

1
経験...「やってみよう!」

大学での学修やサークル活動、ボランティアなど
いろいろなことを経験してみる

学びの例

授業で、不要になったものをデザインし直すことで新しい価値を生み出すという「アップサイクル」について学ぶ。

2
振り返り...「どうだった?」

その経験から何がわかるのかを考えてみる

学びの例

自分のクローゼットを見返すと、ファストファッションの服であふれており、流行に流されて服を「消耗品」として扱い、愛着を持って扱っていなかったことに気づく。

3
マイセオリー...「次はこうしよう!」

今後、他の場面でも応用できるようにマイセオリー(仮説や教訓)をつくってみる

学びの例

どんな服なら愛着を持って長く着続けられるかを考え、今は着ていない服を自分好みにリメイクすれば新しい価値が生まれ、消耗品としてではなく長く使える。

4
チャレンジ...「試してみよう!」

マイセオリーを実際に試してみる

学びの例

自分で制作した10着の服のみを着て、1ヶ月間生活した。その結果は卒業研究として発表し、ファッションを消費することへの問題を提起した。

学内外でのさまざまな取り組み

能力の確実な証明

資格取得の推奨

学びの根拠として資格取得を推奨しています。指定科目の修得で卒業と同時に取得できる「情報処理士」や「ビジネス実務士」の他、MOS(※)などのパソコン関係や医療事務、販売士、秘書などの検定試験に対応した授業や専門の講座を開講して取得をサポート。就職活動が始まるまでに多くの資格を取得できるようにサポートしています。
※Microsoft Office Specialist

対策講座や個別支援など
万全のサポート体制

公務員対策が充実

公務員試験やSPI試験に対応する授業「社会人基礎演習Ⅲ」を1年次の前期に開講しています。この他、「公務員対策講座」や「公務員模擬試験」、教員やキャリア支援課による個別支援など、合格に向けてのサポートが充実しています。

ICTを活用

スマホ・タブレットなどを活用した
最先端の学び

仕事で必須となるパソコンに加えて、日常生活で重要な役割を果たすようになってきたスマホやタブレットなどもICT機器として積極的に授業内で活用していきます。学生は自分のスマホやタブレットを使って、学内でインターネット検索やeラーニング(授業の予定の確認やテストの実施、課題の提出など)が利用でき、授業内でもアンケート調査や写真の活用など、スマホとパソコンを連動させた最先端の学びを展開しています。

現代社会で必要とされる力をつける

デザイン表現力を身につける学び

ICTの進化に伴い、誰もが情報発信をできる現代だからこそ、相手に効果的に伝わる表現力が求められます。生活情報デザイン専攻ではデザインの基礎から学ぶ授業『デザイン表現入門』をはじめ、デザイン表現力を高める授業を用意。特に情報デザインコースではビジュアルコミュニケーションデザインに力を入れており、『グラフィックデザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ』では基礎から応用までを学び、『広告コミュニケーションデザイン』では実際の仕事で活かせるアートディレクションを身につけます。

福井の地場産業を知る

人が生み出す「ものづくり」を学ぶ

眼鏡や繊維など福井が誇る地場産業や、漆器や和紙などの伝統工芸を通して「ものづくり」を学びます。ファッションやインテリアにおける布のデザインを学ぶ『テキスタイルデザイン』やガラス細工のトンボ玉を制作する『クラフトデザイン』といったものづくりを学ぶ授業があります。『企業研究Ⅱ』や『インターンシップ』の授業では眼鏡会社など福井で活動している企業と連携して、実際の仕事を体験します。これらの学びは、地場産業への就職にもつながります。

地域・企業からの依頼に応える
"仕事"を体験

デザイン表現力で
実際の課題を解決する

地域の自治体や団体・民間企業から、専門性を活かした多種多様な依頼があります。授業課題として検討・制作したり、有志のプロジェクトチームで取り組んだりすることで、地元のまちづくりや活性化、新しいデザインの発信などさまざまな地域社会への貢献に結びつけています。

ゼミ活動(専門演習・卒業研究)

生活情報デザイン専攻で学んだ学問分野の中からテーマを決め、1年間のグループ研究を行います。
制作、文献調査などグループにより方法は異なりますが、卒業研究を通して、問題を発見し解決していくための総合的な知識や技能を身につけます。

澤崎ゼミ

澤崎ゼミの研究テーマは、地域や社会とのつながり。ビジネス実践の活動を通して、コミュニケーションのあり方を研究します。

いのうえさん・さかたさん・まきのさん・やまださんの研究テーマ
YouTube動画による情報発信の実践研究

若い世代は動画で情報を得ていることが多いため、手軽に情報を発信する手段としてYouTubeを使った情報発信を研究テーマとしました。福井商工会議所と連携して、会議所が四半期ごとに実施している新商品・新サービス合同プレス発表会でのインタビュー動画や、東京に進出している福井県企業のPR動画を作成しました。自分たちで企画・出演・編集などを行った動画をYouTubeにアップし、再生回数をもとに効果の検証を行いました。この研究を通して、相手に情報を伝えるための情報収集や情報発信方法を学ぶことができました。
動画はこちら
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