幼児教育学科の在学生/卒業生の声

在学生の声

先輩たちの「今」を少しだけ、のぞいてみましょう。

ひらふみ さん(2年)

幼児教育の知識を活かして、障害児支援の道へ。

高校時代から続けているアルバイト先で障害のある児童と接しており、子どもの発達に関心を抱くようになりました。保育園への就職も視野に入れ、保育士資格の取得をめざして仁短に入学しましたが、実習などを重ねるうちに障害児支援に携わりたいという意志がより明確に。ゼミでは、"気がかりな子ども"や障害児への支援をテーマに、子どもの小集団を対象にした指導やソーシャルスキルを育む手段などを学んでいます。卒業後は、幼児教育の知識を活かして、NPO法人の放課後等デイサービスで子どもたちの成長を支えていく予定です。

私の時間割

からさわ さん(2年)

保育の実践力が身につく学びがいっぱいです。

Point.1

一人ひとりの個性や、さまざまな場面に則した教え方について学べます。実例を交えた講義なのでわかりやすく、実践的な知識が身につきます。

Point.2

保護者とのコミュニケーションが欠かせない保育者にとって大切な力である文章力を、連絡帳の書き方など具体的な課題を通じて磨くことができます。

放課後は...

ピアノの練習をしたり、友達と一緒にカフェテリアで課題に取り組んだりしています。

卒業生の声

学びの中で自分の進むべき道を見つけ、活躍する卒業生たち。

さいもん さん(2015年卒業)
保育教諭

仁短で過ごした濃厚な時間が、保育教諭を務める私の原点です。

高校進学の時点で、仁短への進路を視野に仁愛女子高校へ入学。希望通りに幼児教育学科へ進学し、中身の濃い2年間を過ごしました。今、特に学びの成果を実感するのは、相談支援を行う時です。保護者からの相談に対し、在学時に学んだことを活かして対応することができました。仁短時代のプリントはほとんど保存してあり、悩んだら目を通して原点を思い出しています。年に一度ある幼児教育学科のホームカミングデーも、他園で働く卒業生と情報交換できる貴重な機会となっています。

職場の方から一言

いがわ 様 園長

幼児教育従事者育成の場として、これからも仁短に期待。

一人ひとりの子どもに丁寧に接し、保護者からの信頼も厚いさいもん先生。忙しい仕事の傍ら、プロによるピアノの指導を受けて、卒園式で難易度の高い演奏を披露してくれる努力家です。土・日曜に開催されるミュージック・ケア※の勉強会にも率先して参加するなど、積極的に学ぶ姿勢に、いつも感心しています。今後も仁短には、福井の保育・幼児教育を支える専門教育の場として、より多くの優秀な人材の輩出を期待しています。
※音楽の特性を利用して子どもの発達援助を行う音楽療法の一種。

かわもと さん(2019年卒業)
保育士

同じ仁短を卒業した頼もしい先輩方の背中を追って成長したい。

時間をぎゅっと濃縮したような仁短での2年間が保育士としての私のベースになりました。今は2歳から5歳までの子どもたちが一つの教室で生活する「縦割り保育」が特徴の当園で、2歳児を担当。新米ということもあって、子どもたちには「やさしい先生」というより「甘い先生」と認識されがちなので、先輩方の子どもたちへのかかわり方を観察して学ぶことを心がけています。働き出してからも勉強の日々ですが、先輩の多くが仁短卒業生ということもあって感覚を共有しやすく、成長を助けてくれていると感じます。

職場の方から一言

まえかわ 様 副園長

あの小さな"あやちゃん"が、明るい笑顔の保育士に。

仁短さんと本園は、仁短出身の先生の一人が定年を過ぎても勤めてくださるほどお付き合いが長く、多くの卒業生が保育士として勤めてくれています。かわもと先生は本園の卒園生でもあり、明るい笑顔の素敵な保育者へと成長して戻ってきてくれたことを嬉しく思います。子どもたちだけでなく先生方の教育も「縦割り」の本園で、まずは先輩方をお手本にして成長してほしいです。

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