人と接する仕事に興味があったことと、仁愛女子短期大学の2年間で学んだパソコンスキルやマナーなども活かせる職業に就きたいという2点で、先生に就職相談をしたところ、現在の会社を勧められたことが就職のきっかけです。現在の仕事は、テレビCMなどを見て電話でお問い合わせくださったお客様に、当社の保険商品のプランをご紹介したり、見積や保険料金のご案内、契約などを行うのが業務です。短大時代には、アルバイトで接客業も経験しましたが、お客様と直接顔を合わせる接客業とはまた違い、声だけでお客様に接するという仕事に非常に興味を持ったことも入社の決め手の一つです。通信販売においてコールセンターは会社の顔です。お客様にアクサダイレクトの第一印象を与える役割ということで、最初は緊張や戸惑いもありましたが、親切な上司や同僚に恵まれ、楽しい日々を過ごしています。
お客様から「ありがとう」の言葉をいただいた時に、一番のやりがいを感じます。期待通りのサービスを提供することはもちろんですが、それだけではお客様に「満足」とは感じていただけません。「顧客満足」とは、お客様の期待を超えるサービスが提供できた時に、初めて得られるものです。そして、「満足」と感じていただけた結果が、お客様の心からの「ありがとう」という言葉になるのだと思います。私にとってはこの一言が、「また次も頑張ろう」という、大きな原動力になっていますね。また、現在は新入社員の研修にも携わっていますが、研修を終えて現場にデビューしたみなさんのフォローをしている時、お客様から「ありがとう」の言葉をいただいている新入社員たちの姿を見るのも喜びです。そして、新入社員から私への「ありがとうございます」もまた、とても嬉しいものですね。
お客様と顔を合わせることのない、ダイレクトという販売形態で、目に見えない「保険」という商品を扱う仕事であるため、お客様にとって不安な部分も多いと思います。その不安を「安心」に変えられるよう、笑顔が感じられる対応、分かりやすい対応を心がけています。就職する前は想像できませんでしたが、実際に電話対応の業務に就いてみると、声だけでも表情は感じられる、ということを実感しました。顔が見えないからこそ、声だけでいかにお客様に安心感を与え、信頼関係を築くことができるか。その難しさと大切さを、日々感じながら仕事をしています。