今年開学60周年を迎えた本学では、12月6日(土)に幼児教育学科の記念事業として「これからの保育のあり方を展望するー幼稚園教育要領・保育所保育指針の改訂を見通してー」をテーマにシンポジウムを開催しました。
第1部の基調講演では、福井大学教職大学院の教授であり、国の幼児教育ワーキンググループの委員でもある岸野麻衣氏がご登壇。「幼稚園教育要領」や「保育所保育指針」の改訂に向けて国で検討されている内容を報告し、子どもの自発的な活動としての"遊び"が展開するような保育者の援助や環境構成の見直しがより大事になってくると講演しました。
第2部では、岸野教授と幼児教育学科の教員がディスカッションを行いました。今後求められる保育者に必要な資質や子どもに寄り添う保育実践の課題など、参加者を交えて意見を交換しました。
参加者の皆さんとこれからの保育のあり方について考える貴重なシンポジウムとなりました。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
なお、本シンポジウムは、福井新聞(2025年12月7日掲載)にも取り上げていただきました。