保育者
をめざすなら
仁短を選んだ理由を教えてください 物心ついたころから保育者をめざしていて、高校1年の進路相談で仁短を勧められたことがきっかけです。附属幼稚園と仁愛保育園に隣接し子どもたちの近くで学べる環境も魅力的だと感じました。
好きな授業をふたつ教えてください
●「おもちゃ研究」
おもちゃをひとつ選び、そのおもちゃがどのように子どもの発達を促すのかの調査・報告を行ったり、実際におもちゃをつくって仁愛保育園の子どもたちと遊んだりしました。おもちゃについての知識が身につくだけでなく、実習が始まる前から子どもたちとかかわり、発達について楽しく学べる機会にもなっています。
●「保育内容総論」
教育要領・保育指針にもとづき保育の基本的な考え方や現場の状況に応じた行動についてグループワークなどを通して考え、学ぶ授業です。「保育とは何かを考える力」「子どもの様子から気持ちを読み取る力」「人に伝える力」などが身についたと思います。
これからの目標を教えてください 常に笑顔を忘れず、明るく子どもたちとかかわりながら、トラブルなどにも臨機応変に対応できる確かな力を持った保育者になりたいです。温かい笑顔や一緒に遊んでくれた先生の姿が子どものころの記憶として残っているので、私も同じように大勢の子どもたちに楽しい思い出をたくさん残せるようにがんばります!
仁短に入学して特に良かったと思うことを教えてください 学びたいと思ったことに集中して取り組める環境が整っていたことと、どの教科でも丁寧な指導が受けられることです。マンツーマンの指導のおかげでピアノに対する苦手意識も克服できました!
こまつさん
持ち物を見せてください。 今日の持ち物は教科書や筆記具の他に実習で使う絵本や自作のペープサートなど。メイク直しのためにコスメポーチはいつでも必携です!
仁短を選んだ理由を教えてください 自分の得意な「ピアノの演奏技術を活かせる」というのが幼児教育を学ぼうと思った理由のひとつでした。そこで自分にとってどの学校で学ぶべきかを考えた時「音楽もしっかり学べて、それを将来に活かす力を身につけられる」と思えたのが仁短でした。
好きな授業をふたつ教えてください
●「乳児の生活とあそび」
ミルクの作り方や授乳方法など、乳児に対するお世話の仕方や乳児との遊び方を学ぶことができます。単に知識として覚えるのではなく、童謡や手あそびなどで乳児と遊ぶ時の工夫の仕方やその効果を具体的、実践的に学べるのが魅力です。
●「障害者保育と特別支援」
障害の種類やその対応方法などを学ぶ授業です。たとえば、話すことのできない人に対する身振り手振りを交えたコミュニケーション方法や、表情からの気持ちを読み取る方法などを具体的に知ることができました。また、障害をもつ児童の保護者に対する支援についても学べます。
これからの目標を教えてください 特別支援の授業や施設での実習などを経て、入学前に目指していた幼児教育ではなく障害者支援の仕事に就くことに決めました。施設では入所者一人ひとりの気持ちを理解し、必要な支援を行える支援員をめざしてがんばりたいと思います。また、ピアノの力もレクリエーションなどでしっかり活かしたいです!
仁短に入学して特に良かったと思うことを教えてください
女子だけということもあって学生同士で何でも相談し合えること、そして先生との距離が近いことです。
授業でも進路相談でも親身になってサポートしてくださる先生のおかげで安心して学ぶことができ、充実した学生生活を送れました!
なかがわさん
持ち物を見せてください。 好きな色の紫・青系で揃えた文房具類とiPad。iPadは授業のスライドを見たり課題のレポート作成に使ったりするだけでなく、楽譜としても大活躍!今日は持っていませんが、弾き歌いの楽譜や折り紙などもよく持ち歩いています。
仁短を選んだ理由を教えてください 保育者をめざすと決めた後、さまざまな学校を比較しました。仁短に決めたのはオープンキャンパスに参加した時に感じた雰囲気や先輩の話から充実した2年間が送れそうだと思えたからです。また、綺麗な建物など環境の良さやプラスαの資格にも魅力を感じました。
好きな授業をふたつ教えてください
●「障害児保育と特別支援Ⅱ」
子どもの気持ちを理解する方法が学べる授業です。気がかりな子どもに目を向け、その子の状況や望んでいることを考察し適切な対応を行う力が身につきます。子どもは一人ひとりさまざまな個性を持っていますが、この授業で学んだことを活かして、どんな子どもたちも一緒に楽しめる保育を考えていきたいです。
●「スポーツ実技」
思い切り体を動かせるスポーツ実技も好きな授業です。トランポリンなど今までやったことのない運動も経験できました。
また、この授業で取り組む「うんどう会」は、企画から運営まで学生の力で行うイベント。大変なこともありますが、協力して何かを成し遂げる経験など得られる気づきや学びもたくさんあり、すごく楽しいです!
これからの目標を教えてください 一人ひとりの子どもに寄り添い、その気持ちを大切にした保育をすること。そして子どもたちだけでなく、保護者の方や一緒に働く仲間からも信頼される保育者になることです!
仁短に入学して特に良かったと思うことを教えてください 同じ目標を持った仲間に出会えたことです!
おがわさん
持ち物を見せてください。 教科書やノートと卒業研究で制作した越前松島水族館のパンフレット。パンフレットは子どもの興味をひくための工夫や仕掛けを盛り込んで制作しました。好きなブランドのメイクポーチはペンケースなどとお揃い。友達からのプレゼントです!
すぐそばにある仁愛女子短期大学附属幼稚園と仁愛保育園との連携により、日頃から子どもとかかわる機会がたくさんあります。子どもとかかわることが大好きな保育者を目指す学生にとって、最高の環境で学ぶことがきます。
仁短の魅力のひとつとなっている附属幼稚園と仁愛保育園との距離の近さ。その距離はなんと建物を出てから徒歩30秒!子どもたちが遊んでいる姿や送り迎えの様子を日常風景として目にし、子どもたちの存在を常に感じられる環境です。
授業中に附属幼稚園や仁愛保育園を訪問したり、園児に仁短のキャンパスに来てもらったり、教育・保育実習以外にも子どもと触れ合う機会が数多くあります。たくさんの触れ合いの中で、子どもとのかかわり方が自然と身につきます。
それぞれの成長や発達について学んだうえで、その年齢に合ったおもちゃを制作。つくったおもちゃで子どもたちと一緒に遊び、反応を確かめながら学びを深めます。
1年次の9月に行われるはじめての教育実習に向けて、1年次の前期から附属幼稚園と仁愛保育園の園児を授業に招いて模擬保育に挑戦します。
保育者に必要な専門性を理解するため、基礎的な表現力や遊びを充実させるための環境構成、指導方法などについて子どもと接しながら実践的に学びます。
「保育総合ゼミナール」も子どもたちと触れ合う授業のひとつです。自分たちで決めた研究テーマに沿って子どもや保育についての調査・分析を行います。
幼児教育学科では保育者をめざす高校生の皆さんを対象に下記の体験イベントを開催しています。
❶保育現場体験ツアー
幼稚園の先生さながらに、附属幼稚園の子どもたちとかかわる保育の現場体験です。
❷保育の課題探究
自分で設定した保育に関するテーマに基づき、探究を行うイベントです。テーマの設定や探究のやり方については仁短の先生がサポートします!
授業で学んだ内容をもとに実習に臨み、実習で得た課題の解決方法を授業で学ぶ。
高校・短大・保育現場のシームレスなつながりと的確なサポートが確かな実践力を育みます。
入学前
4月
入学
1年次 前期
9月
1年次 後期
初めての実習はどうでしたか? 初めての実習は思った以上に大変で失敗もたくさん経験しました。しかし、ピアノが上手く弾けず「失敗した!」と思っていても、そんなこととは関係なく子どもは楽しんでくれていたことがわかり、実習前に先生からいただいた「子どもたちを楽しませるには、保育者自身が楽しむことが大切」というアドバイスの意味を理解できました。
これからの課題は何ですか? 実習中、気にかけるべき子がいても先生から言われるまで気づくことができなかったり、気づいても上手く対応できなかったりしたので、一人ひとりの子どもにしっかり目を配り、適切な対応ができるよう成長したいです。
こばやしさん
2年次 前期
2年次 後期
10月
1月
2年次の実習で感じたことを教えてください 対応力やコミュニケーション力などが向上したと思います。実習中、3週間の積極的なコミュニケーションを通して子どもがだんだんと反応を示すようになってくれた経験は印象的で、子どもとの信頼関係構築の大切さを実感しました。また、保育者としての自覚を持って子どもたちに接することができるようになるなど、確かな成長を感じることができました。
理想の保育者をめざしてがんばりたいことは何ですか? 「子どもをよく見てよく話し、気づくことのできる保育者」をめざして、子どもの気持ちを理解する力をさらに高めたいと思います。また、絵本の読み方や手あそびのレパートリーも増やしたいです!
たにぐちさん
3月
卒業
卒業後
●ホームカミングデー
子どもたちから見れば、実習生は「先生」です。保育者として子どもたちと一緒にさまざまな活動を行う時間の中で、幼稚園の先生の仕事をしっかりと観察し、短大で学んできた内容を実践します。子どもたちとかかわりながら、実習を通して大きく成長することができます。
子どもたちの様子を確認しながら、笑顔で挨拶をします。個々に応じて持ち物などの整理を手伝うこともあります。
子どもたちの興味や関心を大切にしながら、園庭で遊んだり、製作を楽しんだりさまざまな活動をします。
子どもたちと一緒に楽しく給食を食べます。机の用意や配膳の手伝いなどもします。
幼稚園の先生と一緒に子どもたちを見送ります。子どもたちが帰った後は、片付けや掃除をし、翌日に子どもたちが遊べる環境などの準備をします。
担当の先生と一日の振り返りをします。一日の保育の中で気になったことなどを質問したり、アドバイスをもらったりして、今後の実習に活かしていきます。