幼児教育学科の
学びの特徴

保育者
をめざすなら

子どもと触れ合える環境
仁短のすぐ隣には附属幼稚園と仁愛保育園があります。幼稚園と保育園をどちらも有するキャンパスは全国的にも珍しく、日頃から学生が園に出向いたり、園児が幼児教育学科の授業に参加したりと、子どもとかかわりながら学ぶことができます。
保育の資格取得に強い
~Wライセンスと+αの資格~
2年間で「保育士資格」と「幼稚園教諭二種免許状」をダブル取得することができます。「認定こども園」の増加に伴い、両方の免許・資格を持っている必要性が高くなっています。さらに幼児教育学科では保育現場で役立つ+αの資格が取得できることも特徴です。
地域と連携した学び
豊富な実習、附属幼稚園や仁愛保育園と連携した教育活動などに加え、子育て支援活動など地域と連携した活動も数多く行っています。キャンパス内外での活動が保育を目指す学生にとって貴重な経験になっています。
就職に強い
福井県内最大の保育者養成機関であり、長年の実績がある本学は、地元の保育現場から高い信頼を得ています。県内で活躍する保育者の6割程度が仁短出身です。保育の現場から信頼していただけるからこそ、毎年多くの求人をいただき、高い就職実績につながっています。
福井県の保育の拠点で学べる
保育の研究機関でもある本学には最新の保育事情を有する教員がいます。保育者対象の公開講座を開講したり、研修会に講師として参加したりしているので、保育現場に就職してからも仁短の先生から学ぶ機会があります。また、卒業生の相談にも対応しています。
入学前教育で無料ピアノレッスンが受けられる
合格者(希望者)に、無料の個別ピアノレッスンを実施。楽譜が読めない、ピアノに自信がないという人でも安心して入学できます。

子どもとかかわるスペシャリストになるために、
自分の特技や興味・関心のある分野をさらに深める3コース制

2年次から自分の興味・関心に応じて
3つのコースの中から1つのコースを選択し、
保育実践力をさらに磨きます。

こども探究コース
こども探究コース
保育現場で活躍するために求められる知識と技能を総合的に身につけます。
表現コース
表現コース
学生自身の表現力を磨き、子どもとのかかわりやその指導について考えます。
心理コース
心理コース
心理学や子育て支援などの学びを深め、子どもをサポートするうえで必要となる力を育成します。

こども探究コース

こんな人におすすめ!

  • ■子どもが好きな人
  • ■将来、保育職に就きたい人
  • ■子どもについて深く学びたい人
  • ■コミュニケーションを取ることが好きな人
  • ■人をサポートすることが得意な人
  • ■広くいろいろな力を身につけたい人

POINT

  • 保育現場の即戦力として活躍できる!
  • 将来、園の中核人材として活躍するための基盤が身につく!

履修を推奨する科目

こども探究コース

仁短を選んだ理由は何ですか? 中学2年生の時の進路希望として保育士と答えたところ、先生から仁短を勧められました。

どんな保育者になりたいですか? いつも子どもたちに優しく接し、子どもが飽きない生活について自分で考え、その環境をつくることのできる保育者です!

いちばん好きな授業について教えてください。 保育の専門性です。遊びを充実させるための環境構成・指導方法を確認しながら「保育者に求められる専門性」について学びました。附属幼稚園との連携もあり、子ども理解の方法を深く考えることもできました。

かたやまさん

かたやまさん

卒業後の進路

  • 保育士
  • 幼稚園教諭
  • 保育教諭
  • 児童養護施設等の児童福祉施設
  • など

表現コース

こんな人におすすめ!

  • ■吹奏楽部やピアノ経験者など音楽に興味・関心がある人
  • ■身体を動かすことが好きな人
  • ■運動部の経験者
  • ■美術部や、絵を描いたり物をつくったりすることが好きな人
  • ■演劇部や放送部など、言葉に親しんでいる人
  • ■絵本や人形劇など児童文化に興味がある人

POINT

  • スポーツ、音楽、美術など、特技を活かした保育者になれる!
  • 園での発表会や運動会などの行事で活躍できる保育者になれる!

履修を推奨する科目

    うたと伴奏
  • 音楽教育実践演習
  • 造形題材研究
  • 運動遊びのデザイン
  • ※科目名は変更になる場合があります。
表現コース

仁短を選んだ理由は何ですか? 幼いころから保育者をめざしていたため仁短も進学先の候補の一つでした。オープンキャンパスで知った認定絵本士称号をぜひ取得したいと思ったことと、自分の興味があった英語も活かせそうだと思ったことが仁短に決めた理由です。

どんな保育者になりたいですか? 子どものありのままの表現を大切にし、受け止められる保育者です!

いちばん好きな授業について教えてください。 ゼミです!子どもが楽しめる音楽活動についての研究を行い、附属幼稚園などの子どもたちの前でコンサートや音楽劇を開催しました。選曲や小道具の準備などあらゆることを自分たちで行うのは大変でしたが、たくさんの気づきと学びを得られたと思います。

きむらさん

きむらさん

卒業後の進路

  • 保育士
  • 幼稚園教諭
  • 保育教諭
  • 一般企業
  • など

心理コース

こんな人におすすめ!

  • ■心理学に関心がある人
  • ■子どもの発達に関心がある人
  • ■障害児の支援に関心がある人
  • ■子育て支援に関心がある人
  • ■社会における子どもに関する諸問題に関心がある人
  • ■教育分野に関心がある人

POINT

  • 子どもと信頼関係が結べる保育者になれる!
  • 児童養護施設や障害児施設など、子どもを支援する職業でも活躍できる!

履修を推奨する科目

心理コース

仁短を選んだ理由は何ですか? 高校生の時、児童養護施設で働きたいと考えるようになり、そのために必要な保育士資格を取得できる仁短に進学しました。

どんな施設職員になりたいですか? 子どもたちの小さな変化に気づくことができ、子どもたちに信頼され悩みがあれば打ち明けてもらえる。そんな施設職員になりたいです!

いちばん好きな授業について教えてください。 保育心理実習です。たくさんの子どもたちの中から、一人の子どもに着目し、その特性に合った支援方法を考えて実践します。特定の子どもに対応するだけでなく、集団と個人の両方に目を向けることの大変さを実感することができました。

やまださん

やまださん

卒業後の進路

  • 保育士
  • 幼稚園教諭
  • 保育教諭
  • 仁愛大学(心理学科)編入
  • 児童養護施設等の児童福祉施設
  • など

子どもと触れ合える環境

すぐそばにある仁愛女子短期大学附属幼稚園と仁愛保育園との連携により、日頃から子どもとかかわる機会がたくさんあります。子どもとかかわることが大好きな保育者を目指す学生にとって、最高の環境で学ぶことがきます。

1「おもちゃ研究」(1年次前期)

  • 「おもちゃ研究」(1年次前期)
  • 「おもちゃ研究」の授業では、それぞれの成長や発達について学んだうえで、その年齢に合ったおもちゃを制作しました。つくったおもちゃを仁愛保育園の園児に遊んでもらい、子どもたちとの交流を楽しみながら、学びを深めました。

2「保育内容指導法(表現)」(1年次前期)

  • 「保育内容指導法(表現)」(1年次前期)
  • 1年生の9月に行われるはじめての教育実習に向けて、1年生の前期から附属幼稚園と仁愛保育園の園児を授業に招いて模擬保育に挑戦しました。子どもたちが楽しんで活動できるように工夫をしながら取り組みました。

3「保育の専門性」(2年次後期)

  • 「保育の専門性」(2年次後期)
  • 保育者に求められる専門性とは何かを理解するため、基礎的な表現力や遊びを充実させるための環境構成、指導方法などについて実践的に学びました。附属幼稚園の保育室を教室にして、子どもと接しながら学びました。

4「保育総合ゼミナール」(2年次)

  • 「保育総合ゼミナール」(2年次)
  • 保育についてテーマを設定し探究する「保育総合ゼミナール」でも、附属幼稚園や仁愛保育園と連携して取り組むことができます。子どもたちの様子を観察したり、子どもたちと一緒に活動したりすることで、研究に必要な調査・分析を行っています。

5高校生対象「保育現場体験ツアー&保育の課題探究」

  • 高校生対象「保育現場体験ツアー&保育の課題探究」
  • 高校生の皆さんも、じんたん生のように附属幼稚園や仁愛保育園の園児と関わることができます!「保育現場体験ツアー」では、附属幼稚園のクラスに分かれて、一日幼稚園の先生体験を行います。「保育の課題探究」では、自分で設定したテーマについて探究します。テーマの設定や探究のやり方については仁短の先生がサポートするので安心です。仁愛保育園の園児たちの様子を観察して、探究を深めていきます。
    毎年、夏と冬に開催しているのでぜひご参加ください!

実践力を育む学び方

シームレスな学びが実践力を育む

授業で学んだ内容をもとに実習に臨み、実習で得た課題の解決方法を授業で学ぶ。
高校・短大・保育現場のシームレスなつながりと的確なサポートが確かな実践力を育みます。

入学前

保育に関心を持つ
保育者になりたいという思いに気づき、保育を学ぶための準備をします。
仁短ならではのサポート
  • ●保育に触れるイベントの開催(保育現場体験ツアー&保育の課題探究など)
  • ●オープンキャンパス
  • ●入学前学習
  • ●入学前無料ピアノレッスン
    ピアノを弾いたことがない、楽譜が読めないという方でも安心して入学できるよう、ピアノ初心者の方を対象に、無料の個別レッスンを実施します。

4月

入学

1年次 前期

  • 保育を知る1
  • 保育を知る2
保育を知る
保育の基礎的な知識や技能を学び、教育実習に臨みます。

9月

教育実習(附属幼稚園)
仁愛女子短期大学附属幼稚園で1週間実習します。
教育実習

初めての実習にむけて 最初の実習からピアノ演奏と読み聞かせがあるので、ピアノの練習をしたり、担当する子どもたちの年齢に合わせた絵本を探して読む練習をしたりしました。他にも、幼児教育学科の先生からは、子どもだけでなく園の先生を観察するようにとのアドバイスをいただき、それを意識して臨みました。

3歳児のリアルに触れる経験 実際に接してみると、3歳児は私の想像以上にいろいろなことができるとわかり、援助の際に本人ができることを奪ってしまわないよう心掛けました。また、園の先生方の様子から、保育現場における保育者同士の情報共有の大切さを感じました。

1年次 前期 生徒の声

えいださん

1年次 後期

  • 子ども理解、保育に関する計画と内容1
  • 子ども理解、保育に関する計画と内容2
子ども理解、
保育に関する計画と内容
教育実習で得た課題を踏まえつつ、保育についてより深く学びます。
  • 10月
じんあいこどものくに
保育現場で活躍するための実践力を磨くため、毎年仁短祭では地域の子どもたちを対象に「じんあいこどものくに」を開催しています。各クラスで子どもたちに喜んでもらえるような劇やゲームを企画して実施するなど、実際に子どもたちと触れ合いながら、日ごろ学んでいることを地域に向けて披露しています。
  • じんあいこどものくに1
  • じんあいこどものくに2
  • 2月
  • 3月
保育実習(保育所)
自分の希望する保育所で80時間実習します。
施設実習事前学習
知的障害者施設を見学します。
保育実習(保育所) 施設実習事前学習

実習後、力を入れて勉強していること 実習では、泣いている子どもへの声かけなど、現場でしかできない体験がたくさんできるので、とても勉強になります。子どもは一人ひとり違うということを実感し、それぞれに寄り添った関わり方ができるようになりたいと強く思いました。それ以来、特に意識して勉強しています。

友人に支えられて 1年次前期の実習では、ピアノの演奏に苦戦し悩むこともありましたが、友人の励ましに救われました。さらに、ピアノの練習にも付き合ってくれるなど、本当に助けられたと思います。

1年次 後期 生徒の声

やまかわさん

2年次 前期

  • 保護者支援・特別支援 保育の環境構成と指導力1
  • 保護者支援・特別支援 保育の環境構成と指導力2
保護者支援・特別支援、
保育の環境構成と指導力
専門性の高い科目を学び、幼稚園、各種施設、保育所での実習に臨みます。
  • 6月
  • 8月
  • 9月
教育実習(幼稚園)
自分の希望する幼稚園で3週間実習します。
保育実習(施設)
児童養護施設、乳児院、知的障害児・者施設で80時間実習します。
保育実習(保育所・施設)
保育所または施設で80時間実習します。
教育実習(幼稚園)保育実習

大勢の子どもと向き合う 実習先の幼稚園は園児の数が多く、その中で一人ひとりの様子をしっかり見守ることの難しさや保育者同士の連携の大切さを実感。大変な思いもしましたが、その分大勢の子どもたちと絆を深めることができ、みんなの明るい笑顔から元気をもらってがんばりました。

回を重ねるごとに成長を実感 1年次の実習では子どもへの対応に迷う場面が多くありましたが、2年次6月の実習では素早く判断し対応できたと思います。また、より積極的に子どもと関わることができ、自分自身の成長を実感しました。

2年次 前期 生徒の声

たなかさん

2年次 後期

  • 実践力への統合,就業への準備1
  • 実践力への統合,就業への準備2
実践力への統合、
就業への準備
すべての実習を終え、2年間の学びを統合し、保育者になるための準備をします。

10月

じんあいこどものくに

1月

福井市との保育研究合同発表会
福井市と連携した取り組みです。

保育者は「命を守る」仕事 学びを重ねるうち「命を守る」という保育者の役割を、特に強く意識するようになりました。実習でも、子どもたちを危険から遠ざけた上で、楽しめる雰囲気づくりができるよう、一人ひとりの子どもに気を配りました。

2年間で身についた力 2年間という短い時間でしたが、保育の大変さや楽しさを体感できる機会がたくさん設けられていて、保育者になるために必要な力をしっかり身につけられたと思います。

2年次 後期 生徒の声

きだにさん

3月

卒業

卒業後

保育士としての成長
子どもの成長にかかわっている実感を持ち、保育の仕事にやりがいを感じます。
仁短ならではのサポート
  • ●ホームカミングデー

    ホームカミングデーの様子
    卒業生が集まれるイベントを開催しています。短大時代の友人や先輩後輩、先生たちと近況を語り合うなど楽しい時間をすごせる一日です。
  • ●保育者対象の公開講座
  • ●保育園などでの研修会への講師派遣
  • ●卒業生への個別相談

教育実習(附属幼稚園)の一日

子どもたちから見れば、実習生は「先生」です。保育者として子どもたちと一緒にさまざまな活動を行う時間の中で、幼稚園の先生の仕事をしっかりと観察し、短大で学んできた内容を実践します。子どもたちとかかわりながら、実習を通して大きく成長することができます。

出勤

出勤

園児登園

園児登園

子どもたちの様子を確認しながら、笑顔で挨拶をします。個々に応じて持ち物などの整理を手伝うこともあります。

子どもたちと一緒に活動

子どもたちと一緒に活動

子どもたちの興味や関心を大切にしながら、園庭で遊んだり、製作を楽しんだりさまざまな活動をします。

昼食

昼食

子どもたちと一緒に楽しく給食を食べます。机の用意や配膳の手伝いなどもします。

園児降園、翌日の準備

園児降園、翌日の準備

幼稚園の先生と一緒に子どもたちを見送ります。子どもたちが帰った後は、片付けや掃除をし、翌日に子どもたちが遊べる環境などの準備をします。

反省会

反省会

担当の先生と一日の振り返りをします。一日の保育の中で気になったことなどを質問したり、アドバイスをもらったりして、今後の実習に活かしていきます。

退勤

退勤

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