生活情報デザイン専攻の
教員&在学生座談会

生活情報デザイン専攻の学生たちは、どんな活動をして何を学んでいるの?
ビジネスプランコンテストで受賞を果たしたふたつのプロジェクトを中心に語ってもらいました。

 

ビジネスプランコンテストでふたつの賞を受賞!

澤崎先生
“さわらぼ”(澤崎ゼミ)所属の3人が携わったビジネスプラン2案が「福井発!ビジネスプランコンテスト2021」で、それぞれスポンサー賞とグランプリを受賞しました!今日はその3人からどんな活動だったのか聞きたいと思います。ではまず「学生の部」のスポンサー賞を受賞した「KAMIタブ」について振り返ってみましょうか。
おおつかさん
紙でできたエコタブレット「KAMIタブ」の企画は、プラスチックが地球環境に及ぼす影響について紙加工会社の方から伺ったことをきっかけに始まりました。
ささきさん
使い捨ての食品容器やストロー以外にもプラスチックを紙に置き換えられるものはないかみんなで考え、タブレットPCの背面カバーなら実現できるのではないかということになりました。
さいとうさん
中身の電子部品などに使用されている希少金属と違って背面カバーは通常、廃棄されてしまうため、それを紙にすることでプラスチックの使用量を減らすだけでなく、既存のリサイクルシステムに組み込むことができるというのが最大の特長です。
ささきさん
他にも、紙だから自分で絵を描いてオンリーワンのタブレットPCにできることや破損した時に交換しやすいのもポイント。
さいとうさん
しかし実際に紙粘土でつくってみたら重くなりすぎてしまい、厚紙を組み合わせるなどの試行錯誤をしました。難しかったですが、タブレットPCの分解なんてあまり経験できないし楽しかったです。
澤崎先生
発表までにはいろいろなことをしたね。アジア紙加工研究会の会員企業さんから紙の活用法に関するオンライン意見交換会で意見を伺ったこともあったね。
おおつかさん
需要に対する手応えを感じられるご意見がいただけてうれしかったです。

生活情報デザイン専攻トップに戻る