家具販売員(リビングスタイリスト)の仕事を選んだ理由は?

仁愛女子短期大学で学んだインテリアデザインの授業が好きで、とても興味深くて面白く感じたのがきっかけです。たとえば同じ間取りの部屋でも、設置する家具のデザインによって、部屋の印象がガラリと変わったり、配置を変えることで部屋が広く感じたりと、授業を通してインテリアでできることの面白さ、奥深さを知り、この分野で学んだことを活かせる仕事に就けたら、と思ったのです。今の会社に就職を決めた理由はいくつかあります。一つは、心地よい木の香りのする家具やおしゃれなデザインの家具に、毎日囲まれている職場環境が素敵だなと思ったこと。男女問わず、来店されるさまざまな年代の方とお話しができること。そして、人が日々、暮らしていく上で欠かせない「衣・食・住」に携わる仕事だったからです。この職場で、私は今、とても充実感を得ながら仕事をしています。

家具販売員(リビングスタイリスト)の仕事でやりがいを感じるところは?

来店されるお客様は、結婚して新しい生活を始められる方や新築・リフォームなどで、家具を買い替えられるという方が中心です。家の図面を見ながらサイズを決めたり、壁や床の色と比較しながら使う素材や色を決めたりと、リビングやキッチン、寝室にいたるまで、家中の家具やカーテンを選んでいただくのには、とても時間がかかります。それでも、そうやって時間をかけて考え、じっくりと選んでいただいた家具たちが、これからお客様と一緒に生活し、末永く大切に使っていただけるのだと思うと、とてもワクワクします。そして、商品を買ってくださったお客様が、「以前買った家具に合うものを選んで欲しい」とか「あなたに選んでもらった家具が、とても良かった」などとおっしゃって、またお店へ来てくださった時は、本当に嬉しくて、やりがいを感じます。

仕事をする上で大切にしていることは?

家具はサイズが大きく、金額も高いものなので、飽きたからと言って簡単に買い替えることができるものではありません。ですから、お客様が悩んでいる時はどんなことで悩んでいるのか、なぜ悩んでいるのかをしっかりとお聞きし、お客様の立場になって、一緒に考えるようにしています。やはり、じっくり考えて、納得した上で選んでいただいたものは、その人のお気に入りとなり、永く愛用していただけるのではないかと思います。そのために、お客様が話しかけやすい雰囲気を作るということも、心がけるようにしています。

同僚から見た蔭山さんは
蔭山さんを指名して来店される
お客様がたくさんいます

田中さん
高額商品を扱っているため、初めての方との接客は大変難しいものです。特に、年配のお客様に対して堂々と接客することは難しかったようですが、入社から5年経った今では、蔭山さんを指名して来られるお客様がたくさんいます。これからも多くの経験を積み、よりたくさんのお客様に喜んでいただけるよう成長して欲しいと思います。
Private Life
食べること
休日の食べ歩きに料理教室
おいしいものを食べることが好き

休日は、雑誌で調べたお店でおいしいランチを食べるのが楽しみです。最近は自分でもおいしい料理を作りたいと思い、料理教室に通い始めました。教室で作る料理は家庭ではなかなか作れないメニューも多く、日常とは違う時間を楽しんでいます。
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