この仕事を選んだ理由は、やはり印刷物に対する興味というのが一番大きかったのではないかと、今では思っています。仁愛女子短期大学に入学した当初は、ただ漠然とデザインを学びたいという思いだけでしたが、いざ学んでみると、デザインにもファッション、インテリア、住環境、広告などさまざまな分野があることを知りました。その中で、私が最も興味を持ったのがチラシやポスターなどを扱う広告の分野です。1枚の紙が人に与える影響・効果の大きさを実感し、見ているだけでいろいろな気持ちにさせられる部分に、とてもひかれたのです。この会社に勤めて2年ほどはチラシを制作する部署にいましたが、現在はチラシを最終的な製品に仕上げる仕事を任されています。日々、さまざまなチラシや印刷物と出会えることに、今でも大きな喜びと魅力を感じながら仕事をしています。
1枚の紙だった印刷物が、折加工という工程を通して、立派な製品に仕上がったのを見た時には、この仕事ならではのやりがいと喜びを感じます。チラシなどは数量の多い物件もあり、1件の仕事をやり終えるのに、それなりの忍耐力を必要とすることがありますが、それを乗り越えた時にも、やはりやりがいを感じています。また、仕事が終わった後に、反省すべき点が出てくることがありますが、その反省点を次の仕事で活かせた時は、自分自身、人間的にも成長できたと感じます。折加工や製本作業は、個人でできる仕事ではなく、周りの人の協力があってはじめて仕事が進んでいくものです。ですから、社員・パート・アルバイトのみんなで一致団結して、製品を仕上げていくということにも、とても大きな達成感を感じています。
仕事を受けてから出荷までの期間が短い場合がほとんどなので、“仕事は速く、正確に”をモットーにしています。ただ、単に速くこなすのではなく、ミスやクレームが出ないよう、検品はチェックシートに基づき、的確に行っています。そしてもう一つ心がけているのが、職場の人たちと進んでコミュニケーションを取ることです。まだ十分にできていないと思う部分もありますが、これも私自身が大切にしていきたいことです。また、ほかの人の意見に耳を傾けたり、客観的な視点を持つことも、自己満足の仕事にならないためには重要なことだと考えています。