ホテルフロントの仕事を選んだ理由は?

社会人になるにあたって、人や社会に貢献できる仕事をしたいと考えていたこと、私自身、少しでも人間的に成長したいと思っていたこと、そして、仁愛女子短期大学の2年間で学んだ文書作成などのパソコンスキル、マナーなども活かせる職業に就きたいと考えていたので、この仕事を選びました。また私自身、旅行が好きで、これまで宿泊施設を利用した際、テキパキと仕事をこなしながら、笑顔でお客様を迎えるフロントの方々の姿に、少なからず憧れの気持ちを抱いていました。しかも、フロント業務はホテルにとって看板的な存在です。それを意識することで生まれる緊張感が、もしかしたら自分自身の成長にもつながるのではないかと考え、その点にもひかれました。職場では先輩や後輩にも恵まれ、この仕事にやりがいと誇りを持ち、かつ毎日を楽しく過ごしています。

ホテルフロントの仕事でやりがいを感じるところは?

やはりお客様に喜んでいただけた時です。お客様と接する仕事なので、お客様が求めていることは何かを考え、それを行ったことでお客様に感謝された時は、本当に嬉しいです。また、毎日、幅広い世代の方やいろいろな職種、国籍の方と接することができるのも、この職業の大きな魅力です。そうした出会いを通して、さまざまな「声」を聞くことは、私自身、とても刺激になります。たとえば、お客様一人ひとりで価値観が違うため、こちらが喜んでいただきたいと思ってしたことでも、中には迷惑だと感じる方もいらっしゃいます。難しいところではありますが、考えさせられる部分でもあり、日々、勉強だと感じています。そして同時に、毎日が充実していると強く感じ、この仕事をしていて良かったと思う時でもあります。一人でも多くのお客様から「ありがとう」や「よかった」という声をいただけるよう、頑張っていきます。

仕事をする上で大切にしていることは?

「速さ」と「正確さ」です。仕事の中でも特に「速さ」と「正確さ」を意識しているのは、チェックイン、チェックアウトの時です。できるだけお客様をお待たせしないよう心がけています。しかし、ただ速いだけでは必ずミスが出ますし、正確さだけを求めて慎重に仕事をすれば、効率がさがります。与えられた仕事を期日内に終わらせるのは当たり前ですが、その中でもできるだけ速く仕上げ、効率よく仕事を進めることも大切なことです。テキパキと動く先輩を見るたびに、私はまだまだだと感じますが、これからも「速さ」と「正確さ」に努めていきたいと思います。

同僚から見た田中さんは
いつも明るい笑顔で頑張っている
フロント係の素質を備えた人

清水さん
ホテルのフロント係に求められる素質は第一に明るいことです。ホテルは快適な施設やサービス、おいしい食事で人を元気にすることが務めです。お出迎えやお見送り、そして電話応対でも、このお客様を元気にしてあげたいと気持ちを込めることが大切です。田中さんは、当ホテルの貴重な存在であり、いつも明るい笑顔で頑張ってくれています。
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旅行
国内、海外問わず出かける旅行が
何よりの気分転換に

国内の場合は、旅行を兼ねてサッカーの試合や好きな歌手のコンサートへ行きます。その土地のおいしいものを食べるのも楽しみですね。海外旅行では、現地の人やその国の文化に触れることで刺激を受けています。私にとって旅行は何よりの気分転換です。
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