私が現在の職業を選んだ理由は3点あります。第一に、人と接することが好きで、いろいろな人と話がしたい、話が聞きたいと思っていたこと。第二に、小学校の頃から数字が好きで、中学・高校でも得意科目が数学だったこと。第三に、仁愛女子短期大学で学んだ簿記やパソコン処理を少しでも活かしたいと思ったこと、です。この3点を念頭において就職活動を行う中、短大の先生が提案してくださったのが銀行業という職業です。この仕事は、お客様と接し、毎日数字を見る仕事です。さらに、短大で学んだ簿記やパソコン処理も業務で役立ちます。私の希望にとても近い職業だと思い、選びました。入行してからは、たくさんのお客様や上司・同僚と出会い、その中でつながりを深めながら、私自身、毎日パワーをもらっています。この職業に就けて本当に良かったと思っています。そして勧めてくださった先生にも感謝しています。。
何よりも、お客様から「ありがとう」の言葉をいただけた時に、一番やりがいを感じます。この仕事はお客様があって初めて成り立つものです。そのため、親身な対応ができたか、相談内容の回答には満足していただけたかなど、私自身も毎日、お客様がどう感じているかに心を配りながら仕事をしています。そんな中でのお客様からの「ありがとう」は、本当に嬉しいものです。この仕事をしていてよかったと思える瞬間です。仕事は嬉しいこと、楽しいことばかりではありません。社会人として仕事をしていく時には、むしろ辛いことの方が多いかもしれません。実際、私自身もそう感じる時があります。それでも、お客様からの「ありがとう」の一言で、また頑張ろうと思えるのです。今日も、その「ありがとう」を聞くために頑張って仕事をしています。
来店されたお客様が、気軽に、気持ち良くお話しできるよう、笑顔での対応を心がけています。就職前は私自身、銀行の窓口に行くことがほとんどなかったため、銀行は行きにくい場所というイメージでした。ところが入行して先輩方の接客や応対を見るうちに、その印象が変わりました。常にお客様の立場に立って、わかりやすく、笑顔で話をしていたからです。そして、お客様も自然と笑顔になっている、そんな光景を目にして、私もあんな風になりたいと思い、それには自分が笑顔でいることが一番だと感じたのです。今では職場だけでなく、家庭でも笑顔が増えたように思います。