今年開学60周年を迎えた本学では、10月29日(水)に生活科学学科の記念事業として「地域で学ぶ探究のすゝめ 身土不二な学びでひらくエージェンシー」をテーマにシンポジウムを開催しました。
基調講演では、鷲頭美央副知事がご登壇。「活躍と両立を支える地域へ:わたしらしく生きる力が福井の未来を創る」をテーマに、家庭と仕事の両立に悩んだご自身の経験や、共働き率が日本一である福井県の課題などについて、講演していただきました。

事例報告では、本学の卒業生である小川日子さま(池田町役場)と西澤穂乃花さま(㈱オールコネクト)の2名にお越しいただき、これまで経験された地域に根ざした仕事や仕事に活かされている仁短での学びについて紹介していただきました。また、本学の澤﨑教授は、授業設計を振り返り、これまで取り組んできた地域連携活動を紹介しました。


学生時代にはネパールでのボランティア活動を経験した小川さん

プロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」の広報を経験した西澤さん

澤﨑教授がこれまで取り組んできた地域連携活動を紹介

続いてのパネルディスカッションでは、「仕事と家庭の両立」などをテーマにディスカッションを行いました。

地域との連携強化や人材育成の重要性について改めて参加者の皆さんと共有することができたシンポジウムとなりました。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
なお、本シンポジウムは、福井新聞(2025年10月30日掲載)と日刊県民福井(2025年11月11日掲載)にも取り上げていただきました。