12月21日22日の2日間、参加型アートインスタレーション「はしっこの景色」が福井県立美術館で公開されました。このプロジェクトは第2回「まるまるつながるアートてん まる」展の関連イベントとして実行されたもので、武蔵野美術大学芸術文化学科佐々木ゼミ3年メンバーが中心となって企画・制作・運営を行い、福井県からは仁愛女子短期大学生活科学学科吉村ゼミが参加しました。
さかのぼること、10月12日。若狭町・小浜市を中心に開催された「WAKASAアートキャンプ」に吉村ゼミの学生が参加し、本プロジェクトの企画のために、伝統工芸のリサーチやグループワークを行いました。
このときから佐々木ゼミのみなさんと交流が続き、今回のコラボレーションが実現しました。
吉村ゼミでは、企画展のコンセプトやリサーチの内容を伝える特設ウェブサイトの制作をメインに、当日の運営も担当しました。
ウェブサイトの制作では「Webデザイン」「Web制作演習1」「Web制作演習2」の授業で学んだ経験が活かされ、短期間で形に仕上げることができました。
制作した特設ウェブサイトはこちら。
企画展「はしっこの景色」では、福井県の伝統工芸の1つである若狭塗箸の製造過程で生まれる端材「ぺっちん」を使ったアートインスタレーションが公開されました。ぺっちんの群れがなす形・色・音が楽しい空間にたくさんの親子が訪れ、佐々木ゼミ・吉村ゼミの学生と子どもたちが一緒に楽しむ様子が絶え間なく続きました。