小林ゼミの4人は、南越前町にオープンした体験型観光農園「ひのの実」とのコラボで、
同園で栽培されたいちごを使って低糖度いちごソースを開発しました。
ゼミでは、はじめに、「ひのの実」で栽培されている10品種のイチゴの官能評価を行いました。
全体的にひのの実で栽培されたイチゴは、味が濃く、実がしっかりしていますが、
品種によって、味や香りに大きな違いが見られました。
なかでも評価の高かった「紅ほっぺ」を使ってソース開発を行いました。
試作を何度もくり返して、ようやく糖度30のいちごソースが出来上がりました!
開発したいちごソースの活用法として、
同園が大野で栽培している上庄サトイモとの組み合わせレシピも提案しました。
サトイモにクリームチーズを練り込むことで、いちごソースとのマッチングに成功しました。
同園に行って、これまでの経過を報告し、意見交換を行いました。
2月21日には、最終の成果報告会を行い、イチゴ摘みを体験しました。
オーナーの川﨑夫妻からは
「いちごソースの製法は、自社のジャムの品質向上に役立ち、
合わないと思っていたイチゴとサトイモの組み合わせが実現し、新たな視点での取り組みができた。」
と高評価を受けることができました。
お世話になった、「FRUITFUL GARDEN ひのの実」の皆様、1年間本当にありがとうございました。
本活動は、未来協働プラットフォームふくい推進事業(福井版PBL支援分)の助成を受けています。