お知らせ

2025.12.03

キャンパスブログ

私たちの「これから」を考える時間_成道会

CI委員会 [2025.12.03]

成道会とはお釈迦さまが悟りを開いた意義を讃える行事です。
本学の宗教行事は「自己を内省し人生を学ぶまたとない機会」としています。

今年の成道会にはコミュニティナースの加藤瑞穂さんをお招きし
「女性として、そして、自分として生きて行くこと」をお話しいただきました。

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加藤さんの多岐にわたる活躍に圧倒されました‼︎

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講演後、学生たちが連絡先を交換していました。

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今日の成道会で印象に残っていることは何ですか?との問いに、

大道さんは、
コミュニティナースが印象に残っています。特に、病院だけでなく「暮らしの中で看護を最大化する」という考え方が心に残りました。看護に必要なのは技術だけでなく「人を思いやる気持ち」だということが分かりました。自分の好きなものと向き合い、どう活かせるか考えたいと思いました。また、どんな分野でも「人を思いやる気持ち」は自分の未来の方向性を考える上で大切な視点だと思いました。

谷口さんは、
本日の公演では、20代は心身のバランスがとりにくく、生きづらさを感じるのは生物学的に仕方のない部分があるというお話が印象に残った。また、生理により女性が調子よく過ごせる期間は月に1週間ほどしかないという内容から、女性の身体は日々大きく変化していることを改めて実感した。さらに、訪問看護は家以外では行えない法律があることで、お墓参りに連れていけなかったという例を聞き、制度によって支援できることに限界が生まれることを知った。今の不安定さは自分だけの問題ではなく、女性の身体の特徴として自然なことだと分かり、安心した。制度や社会の仕組みを知ることで、働き方や支援の方法には選択肢があることも理解できた。

青山さんは、
いちばん印象に残ったことはがんの支援サポートです。身近な人でがんになる方は多いと思いますし、どのように関わると良いのか、どのように接すると良いのかわからないですが、このお話を聞いてカフェでお話を聞いたり、みかん狩りがんサロンなど色んな支援サポートがしれて良かったです。このように、人と人との繋がりをたくさんできるようにエルパでこみかる(若者のたまりば)を企画として行っているのはとてもいい機会だなと感じました。
たまにエルパに行く機会があるのでそのような企画が行われている時に少し覗いてみようかなと思います。

南部さんは、
医療と聞くと怖いイメージが強いのですが、今回のお話を聞いて病気になったからといって人生を諦めず、残された時間を大切に楽しく生きていく活動が印象に残りました。医療以外にも、若者たちの支援もしていて活動が楽しそうだなと感じました。色々な活動を通してたくさんの人と交流していたりして、そういった人と関わることの大切さを知ることができました。

私たちの暮らしに「ケア」というシステムが寄り添うことで、
彩り豊かな人生を送れるのかもしれないと、、、地域との関わりのあり方を考察する時間となりました。

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