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追弔会_福井の偉人〇〇〇〇から学ぶ食育シンポジウム

CI委員会 [2025.01.12]

年も明け、後期の後半の授業はじまりました。
1月8日に追弔会を実施しました。
追弔会とは、この1年間に亡くられた本学関係者の方を偲び、
一同で追弔する機会となっています。

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その後は食物栄養専攻の教員によるシンポジウムです。
「食」にちなんだ偉人を出発点として
先生方の専門を主とした食に関するお話しをしていただきました。

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「食」とは日常であり、科学であり、伝承であり、コミュニケーションである。
企業の人たちがどのような取り組みをしているのか、
無下にしがちな行事食の意味など、先生によって考え方や捉え方がさまざまなでした。

学生たちに「追弔会で経験したことのうち、印象に残っているのは何ですか?」と問うたレポート↓↓↓↓↓↓↓↓

山崎さんは「食育シンポジウムより、木内先生の健康維持の三本柱が一番印象に残っている。運動、睡眠、食事は健康に生きる上では必要最低限であると感じた。この話より、学生である私たちは睡眠が少なかったり朝ごはんを抜いてしまったり運動する機会がほとんどなかったり、意識しないと三本柱を行うことができないと考えた。三色しっかりご飯を食べることや、夜更かしをせずに布団に入ったら携帯を触らないことや、ウォーキングを週に2回はするように努力していこうと思った。」と述べ

小松さんは「新年1発目の行事だったため、姿勢よく受けることが出来た。食育は福井が先がけになっていることにとても驚いた。保育士という立場として、食育は欠かせないため、伝えていきたい。最後の行事だったが、学んだことを大切に社会へ羽ばたきたい。」

岩尾さんは「食物の先生方の公演を聞きました。福井の偉人を今回は、石塚左玄の食物養生法について知りました。食養生法とは、「季節にあった旬のものを食べる」「穀物を食べる」「加工食品や食品添加物を出来るだけ避ける」「食事の量は腹八分目にする」などがあります。
 食事は偏らずバランスよくなんでも食べることが大事だということが詳しく学べました。人間は、臼歯の数やあごの形から穀物を食べる動物であり、日本人はお米を主として食べる人種です。このことから、人間は穀食動物ということが分かりました。
食物養生法を学んで、なぜバランスの良い食事を心がける必要があるのかが分かりました。ダイエットをするにしても、正しい食事方法を続けていくことで健康的な体になるのだと考えます。」

大坂さんは「私が印象に残っているのは、栄養の先生方が、食育シンポジウムという企画を開いて下さった事です。先生方、一人一人のお話は、内容は違くても、似ている部分や繋がっている部分があり、とても興味を持ちました。また、ポテトチップスで、使われなかったじゃがいもの部分で作られた商品のが、じゃがりこという事を初めて知りました。やせ型の女性が子供を身ごもって出産すると、低体重児が生まれる確率がたかくなってきている。と、言うことです。私は、今、少しお肉が着いてきて、ダイエットをしているのですが、過度な食事制限や運動は逆に体を悪くすると言うことを聞き、これは、自分が子を身ごもった時、同じ体験をしたら、子供に栄養が回らず、低体重児が生まれたりするため、良くないと感じました。私も、好き嫌いや偏りがあるので、自分で何が少なくて何が多いかを、見つめ直してみて、食生活を少しでも改善したいです。」

永宮さんは「 福井の偉人○○○○から学ぶ食育シンポジウムを聞いた話が印象に残りました。地元の偉人の1位が橋本左内。石塚左玄さんは初めて知りました。じゃがりこの生い立ちが分かりました。食とは、生まれてから死ぬまで続く栄養素を摂取し代謝する。普段は何も考えずに食べ物を食べていますが、今回の話で初めて知ることが多かったのでためになりました。亡くなられた服部先生の話【食育の未来】もぜひ聞きかったです。」

長谷川さんは「栄養学科の先生方の「福井の偉人石塚左玄から学ぶ食育シンポジウム」が印象に残りました。石塚左玄の食育(食養)の提唱は現在の栄養学の内容を見据えていたかもしれないというところと人間は歯に着目したところ、穀食動物であり、食という行為は生まれてから死ぬまで続きそれは摂取と代謝によって繰り返されるということを学べました。養生論の内容として挙げられていた「食物至上論」「陰陽調和論」「穀物動物論」「一物全体食論」「身土不二」の他に食べすぎずによく噛む、安静、過度な労働を控える、漢方、民間療法などが組み合わさっていると知り、食は人類の大事な部分に根付いているということに気づけました。」

中山さんは「福井県の偉人と食には深い関係があり、多くの話を聞けたので印象に残りました。また、何の食べ物を意識して摂取するかの考え方も人によって違うということを知って印象に残りました。授業で教わったものもありますが、バランスの取れた食事の大切さや、五大栄養素、食事を摂取することで各臓器にどのような役割があるのかを改めて学べました。減塩やバランスの取れた食事などは2年間でよく学べたのでこれからも意識していきたいなと思いました。私は野菜を摂取することが苦手ですが、今年は1日350g摂取を目標に頑張っていきたいです。また、アクリルアミドの話を聞いてポテトチップスの食べ過ぎには気を付けようと思いました。」

萩原さんは「栄養科の先生方の話を聞いて、2年間習ってきた中で出てきた言葉があったりして他の科の子より少しはスムーズに頭に入ってきたんじゃないかなと思いました。年末年始はバイトばかりで大変でしたが、残り3ヶ月しか学生生活が無いことを今日実感し、バイトをしながらもみんなと楽しく最後の学生生活を終えたいなと思いました。」

平本さんは「石塚左玄の教えは、現代の法律にも深く関わっているというのが印象的でした。特に、食材を丸ごと食べるのがいいという考えは、健康面からきているというのが良いと思いました。先生方のお話を聞き、今の自分は食育について語れることが少ないと痛感しました。栄養士になる身として、さらに研鑽しようと思いました。
 今後は、福井県は食育の先駆けの県ということに誇りをもって生活をしていきたいです。」

各先生のお話について感想を書いている学生もいました。
宮村さんは「大好きな食物先行の先生方の貴重なお話を聞けて嬉しかった。小林先生からは石塚左玄が唱えた一物全体食をじゃがりこを例に、改めて食べ物の無駄を無く全て食べる事が大切だと感じた。牧野先生のお話では、食育の話をしている服部先生の写真を出して頂き、とても目を引いた。食育の歴史を復習できてとても参考になった。高木先生のお話では、栄養とは代謝であり、炭水化物の構造から人体の消化に関するお話、そして代謝経路をコンパクトに分かりやすくまとめてあり、分かりやすかった。また、近代明らかになった化学的な論説は先人の方がすでに述べていた事である、と上手にまとめてあり、関心した。木内先生のお話では、バランスのとれた食事について教えていただいた。森先生のお話では、プレコンセプションケアという言葉を教えていただいた。この言葉を知らなかったので勉強になった。女性の健康は大きな課題なので私達にとって良いテーマだと思った。」

内田さんは「仁愛女子短期大学の食物栄養の先生方のお話が印象に残っています。一番印象に残っているのはじゃがりこのお話が一番一番印象人に残っています。いろんな先生方の話を聞いて初めて知ることばかりだったのでとても勉強になりました。また、仁愛女子短期大学に関わっていただいてた先生方がなくなったのが悲しいです。みんなでお世話になった人を追悼するのは本当にいいことだと思いました。また、食物栄養の先生方に聞いてみたいことがあったので時間があるときにでも聞いてみたいと思いました。」

金井さんは「今回の講演を通して、とてもたくさんの食に関する知識を得ることが出来ました。また、それぞれの先生の研究分野を知ることが出来て嬉しかったです。経験を踏まえて、石塚左玄が提唱した食育は、実は今の時代に通じているということがわかりました。初めて聞く言葉もたくさんあり、まだまだ知らないことがあると感じました。
マイセオリー...石塚左玄が提唱した食育を、心のどこかには必ずおいておく」

多賀さんは「今回の食育を通して、改めて「食べること」の大切さを実感しました。普段何気なく食べている食事ですが、その背景には、生産者の努力や自然の恵みがあることを知り、感謝の気持ちが深まりました。現代の豊かな食文化を楽しみながらも、「穀食動物」としての人間本来の姿を意識し、より健康的で地球にも優しい食生活を心がけたいと思います。この言葉は、私たちに食生活や生き方について考える大切なヒントを与えてくれると感じました。」

森さんは「最も印象に残ったのは、髙木先生の食育シンポジウムである。「食育について、食に対する先人の考え方を引き継ぎながら考え進めていくことは大切である」という言葉にとても共感した。食だけでなく様々なことでも先人の考え方を引き継ぐことは大切だと感じた。新しい技術や考え方も必要かもしれないが、先人の経験や知識から学ぶことはたくさんあると思う。過去の成果や失敗を学ばずに挑戦していくのではなく、反省し分析することで、より良い成長に繋がるのではないかと感じた。」(原文まま)

これまでも、これからも続いていく私たちの「食」
それぞれ感じたことや行動したくなることがあったようです。

もちろん、最後はみんなで記念撮影^^
本日、満員御礼。全学生に加えて、今回は教職員の聴講が多かったです‼︎
過去一です‼︎
食物栄養専攻の先生方(と田中学科長)貴重なシンポジウムをありがとうございました。

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