入学・地域支援課 [2025.02.06]
本学、生活科学学科辻岡和孝准教授の研究グループ(研究代表者富山大学田近洋介)がタイで開催された国際学会に参加しました。
▼以下、辻岡先生からのレポートです▼
本ワークショップは、主にタイと日本の病理学の専門家が一堂に会し、最新の研究成果や技術を共有する場です。世界中から参加者が集まりました。
今回、『Development and Accuracy Validation of AI for Pancreatic Cancer Cytology ImageRecognition and Pathology Report Prediction』というタイトルで発表を行いました。
本研究では、膵臓がんの細胞診画像認識および病理報告書生成を支援する AI 技術の開発とその精度検証を目的とし、画像認識 AI で全体精度 94.65%、報告書生成 AI で分類精度94.18%という高い成果を報告しました。
発表後、多くの参加者から質問をいただき、注目の高さを実感しました。また、今後について期待を寄せていただきました。
さらに光栄なことに、本研究グループの発表がポスターコンテストアワード(Second Prize) を受賞することができました。
最終日は帰国までの半日を利用して、国際学会での醍醐味でもある観光をするため、ビーチに行ったり、カフェで過ごしたりしました。また、近くのナイトマーケットで屋台料理を楽しむこともできました。
引き続き、本学会発表で得た知見を活かして研究を更に発展させていきたいと思います。
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学会名:The 29th Thai-Japanese Workshop in Diagnostic Cytopathology
開催地:Hua Hin, Prachuap Khiri Khan, Thailand
開催日:1/22~1/24
受賞名:Poster Contest Award (Second Prize)
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※本研究はJSPS 科研費(24H02686)の助成を受け実施しています。
受賞のお知らせ(富山大学):https://www.hosp.u-toyama.ac.jp/0206-2/