2025.09.30
キャンパスブログ
事務局 [2025.09.30]
令和7年9月30日(火)15時30分から17時まで、福井県産学官連携プラットフォームに加盟する高等教育機関の教職員など29名が参加し、共同FD研修会をオンラインにて開催しました。
文部科学省がデジタル時代の「読み・書き・そろばん」として、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」を実施し、数理・データサイエンス・AIへの関⼼を⾼め、適切に理解し活⽤する基礎的な能⼒をリテラシーレベルと認定し、すべての⾼等教育機関に運⽤を求めている。数理・データサイエンス・AI教育について、高等教育機関での更なる普及を目的として、本研修会では、「数理・データサイエンス・AI教育プログラムの実践事例と課題」と題して、4⼤学におけるデータサイエンス教育の実践事例を共有し、可能性と課題について考える形で行われました。
研修会では、福井県4大学(福井工業大学/福井医療大学/仁愛大学/仁愛女子短期大学)におけるデータサイエンス教育の事例報告を行いました。
工学系や医療系など、それぞれの専門で工夫したデータサイエンス教育の事例提示があり、特に生成AIの扱い方などを今後の課題として認識している大学が多く、その後の「データサイエンス教育の可能性と課題」についての総合討論でも、生成AIへの取り組みについて、活発な意見交換が行われました。
今後、ますます重要な位置づけになる「データサイエンス教育」をより実践的な学びにするため、情報提供が図れた良い研修会になりました。